「次の会長選挙で明らかになる」イニエスタが古巣バルサの“内紛”に言及!“新戦力”グリエーズマンやデヨングについては…

「次の会長選挙で明らかになる」イニエスタが古巣バルサの“内紛”に言及!“新戦力”グリエーズマンやデヨングについては…

古巣のバルサについて母国紙のインタビューに答えたイニエスタ。 写真:徳原隆元



 新型コロナウイルスの危機で自宅待機を余儀なくされるなか、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタがスペイン紙『Marca』のインタビューで、古巣バルセロナについて語った。

 1月にエルネスト・バルベルデ前監督を解任したバルセロナは、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の運営が混乱を招いているとも批判されている。キケ・セティエン監督が後を継ぎ、ラ・リーガで首位に立っているが、クラブとチームを取り巻く空気は決して良好と言えないだろう。

 バルベルデ解任は早計だったのか。イニエスタはこの質問に「どういう終わりを迎えるかは分からない」と答えている。

「もちろん、結果が意見に響くだろう。つまり、バルサがタイトルを獲得すれば、解任が早計だったとはだれも言わない。うまくいかなければ、多くの人が当時の状況を思い出し、イエス(早計だった)と言うだろう。確かなのは、クラブにとって簡単な決断ではなかったということだ。でも、僕たちは、彼らがいつもクラブのためになるように決めていると理解している」

 また、現在のバルサは、6人の理事が一斉に辞任するなど、“内紛”が取り沙汰されている。バルトメウ会長の立場が弱体化しているかとの問いには、「次の(会長)選挙になり、ソシオたちがこれまでのすべてに満足しているか意見を言う時に明らかになるだろう」と答えている。

 一方で、キケ・セティエンが敬愛するヨハン・クライフのサッカーを実践しているかとの質問に、イニエスタは「選手たちに何を求め、どうプレーしてほしいか、監督は明確な考えを持っている」と述べた。

「その目的を果たせたかどうかを言えるほどじゃない。早すぎる。まだ12試合しか戦っていない。パフォーマンスに関して詳細に分析するには少なすぎるよ。時間とともに、もっとよく評価できるようになるだろう」
 
 期待されたほどの飛躍を遂げていないと言われるフレンキー・デヨングについて、イニエスタは「来たばかりで適応する時間が必要」と強調。同じくニューカマーのアントワーヌ・グリエーズマンについても「デヨングと同じだ」と話している。

「グリエーズマンや毎年加わる新戦力たちには時間が必要なんだ。彼らには素晴らしい才能がある。必ず勝利を手にし、このプレーするのが簡単ではないチームでも居場所をつくるはずだ」

 イニエスタが言うように、デヨングとグリエーズマンは時間とともにパフォーマンスを向上させていけるのか。『Marca』紙のアンケートでは、1万2000人ほどのユーザーのうち、78%が「イエス」と答えた。

 世界的な危機で先行きが不透明なサッカー界で、バルセロナはこれからどのような運営をし、チームや選手はどのようなプレーを見せていくのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

 

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