中村憲剛が選ぶJ歴代ベスト11「恩人のジュニーニョはやっぱり外せない!」「中盤のポイントは…」

中村憲剛が選ぶJ歴代ベスト11「恩人のジュニーニョはやっぱり外せない!」「中盤のポイントは…」

赤く囲っているのが「MY BEST PLAYER」。中村が挙げたのは川崎でのパートナー・ジュニーニョだ。



 4月23日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代ベストイレブン」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“マイベストイレブン”を選んでもらっている。人選の条件は現在までに登録されたJリーガーで、外国籍選手は3人まで。ここでは、誌面の一部として川崎のレジェンド・中村憲剛の“マイベストイレブン”を紹介しよう。

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 実を言うと先日、那須大亮君のユーチューブチャンネルで同様の企画に回答させてもらったんですよ(その時のベストイレブンはGK川島永嗣、DF中澤佑二、田中マルクス闘莉王、内田篤人、MF鈴木啓太、遠藤保仁、大島僚太、香川真司、大久保嘉人、小林悠、FW高原直泰)。なので、今回はまったく違う11人を考えてみましょう!
 まずGKの候補はふたり。日本を代表される守護神の(川口)能活さんとナラさん(楢ア正剛)ですね。本来はおこがましくて選べないんですが、ここでは能活さんを挙げさせていただきます。

(2010年の)ワールドカップでは僕はベンチで過ごす時間が長く、毎日のように能活さんの部屋に行って相談に乗ってもらったことを覚えています。(2004年の)アジアカップのヨルダン戦など神がかったセーブも凄かったですよね。

 続いてDFで浮かぶのはマツさん(松田)。ボンバー(中澤佑二)と組んだ05年、06年あたりの横浜の最終ラインは鉄壁でした。彼らをどう崩すのか、非常に楽しみでしたね。

 マツさんとともに選びたいのは、戦友のふたり。ひとりは“魂の男”アウグスト。彼のスピリットは僕のなかでずっと生きていますし、エウソン(エウシーニョ)はあらゆる能力を備えたハイスペックな選手です。

 中盤でよりポイントにしたいのは“対戦して嫌な選手”。言葉は悪いかもしれないですが、それは最大級の賛辞で、シュンさん(中村)はヤットさん(遠藤保仁)と同じで僕がこうされると嫌だなと思うプレーをしてくるんですよ。どうすれば試合を動かせるか、理解している。だから読み合いというか、対戦していて非常に面白いんですよね。

 レオ・シルバも対峙してゾクゾクする。満男さん(小笠原)とモトさん(本山)もツボを押さえていて、鹿島らしさを象徴しています。今ちゃん(今野)は身体が強く、決定力も高い。土壇場でやられた試合もありました。

 FWは日本代表で阿吽の呼吸だった岡ちゃん(岡崎)。チームメイトの(小林)悠もそうですが、常に動き出してくれて、感覚も合うんです。そしてやっぱりジュニーニョは外せない。彼がいなければ今の僕は存在しないと言える大恩人です。

 ただそうすると、助っ人が4人……。申し訳ないんですが、アウグストに涙を飲んでもらい、守備のスーパーユーティリティー阿部ちゃんに入ってもらいましょう。そして監督はオシムさん。日本代表で僕は新しい扉を開けてもらえました。オシムジャパンのさらなる先を見たかったですね。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

※『サッカーダイジェスト』2020年5月14・28合併号より転載。

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