俺はまだ消えてない! 元マンUの逸材がルーニーらの意見に反論 「確かに俺はもっと高みにいけた…」

俺はまだ消えてない! 元マンUの逸材がルーニーらの意見に反論 「確かに俺はもっと高みにいけた…」

モリソン(右)はユナイテッドの未来を担うと期待された逸材だった。ちなみに写真に写っているのはリンガード(左)とポグバ(中央)だ。 (C) Getty Images



 新型コロナウイルスの影響で、各国リーグが中断や打ち切りを余儀なくされるなか、一人の“逸材だった”男が注目を集めている。元マンチェスター・ユナイテッドのラベル・モリソンだ。

 ユナイテッドの下部組織出身のモリソンは、2011年にポール・ポグバやジェシー・リンガードとともにFAユースカップ優勝を経験。その才能は、あの名将アレックス・ファーガソンが「これまで契約したどの若者にも負けない天賦の才を持っている」と褒めちぎるほどのものだった。

 しかし、遅刻や無断欠勤が常習化していただけでなく、友人とのトラブルが続いたモリソンは、“御大”であったファーガソンに見限られて12年の夏にウェストハムへ移籍。以降、彼のキャリアは暗転し、一時はメキシコでプレーするなど、計4か国8チームを渡り歩くはめになった。

 そんなモリソンについて、元イングランド代表FWで、ユナイテッドのレジェンドでもあるウェイン・ルーニーが語ったことで、かつての逸材への注目度が密かな高まりを見せている。

 ユナイテッド時代にモリソンのプレーぶりを間近で見ていたというルーニーは、英紙『Sunday Times』のコラムで次のように綴った。

「僕はポール・ポグバやジェシー・リンガードが出てくるのを見てきた。そういう選手たちのだれよりも、ラベルはずっとうまかったんだ。でも、プロサッカーではどの選手でも従わなければならないガイドラインがあるという事実から逃げられない。まさしく彼はその証拠となっている」
 
 そんな偉大なる先達の言葉にモリソンが反応した。

 現在もミドルスブラでプレーしている27歳のイングランド人MFは、英メディア『Talk Sport』のインタビューで、「ルーニーみたいな選手からのコメントは嬉しいものだよ」と語ったうえで、自身の過去の“愚行”について触れた。

「何回も練習はサボったよ。ちゃんと起きれるんだけど、なぜだかね。なぜかは俺にもわからないよ(笑)。ユナイテッドにいた当時は、彼らが話しているようなことを理解できていなかった。もしも、落ち着いて、人生をやり直せるなら、僕は多くのことを変えているだろう」

 さらに「俺に能力があることはわかっていた」とも言い放ったモリソンは、ルーニーやメディアの「終わった選手」であるかのような自身に対する見方に反論した。

「ルーニーたちの意見は嬉しいけど、少しだけ動揺しちゃうね。確かに俺はもっと高みにいけたさ。だけど、これからだって良くなることができる。今からでも、もっとうまくなれると思っているよ」

 はたして、モリソンが再び日の目を浴びる日はやってくるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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