「気にする必要はありません」橋岡大樹が中国人DFの“カンフーキック”謝罪を受け入れ!ピッチ上での再開を「楽しみにしています」

「気にする必要はありません」橋岡大樹が中国人DFの“カンフーキック”謝罪を受け入れ!ピッチ上での再開を「楽しみにしています」

右サイドでマッチアップした橋岡(左)とジャン・ジーポン(右)。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)



 昨年12月に行なわれたE-1選手権日本代表の初戦、中国戦で起きた“カンフーキック”問題が5か月経った現在再び話題となっている。浦和レッズに所属する橋岡大樹が、キックを繰り出した中国人DFのジャン・ジーポンの公開謝罪を受け入れたのだ。

 問題となったのは、E-1選手権中国戦の31分のシーンだった。ロングボールに対する空中戦で、日本の橋岡大樹がヘディングでのクリアを試みたところ、中国のジャン・ジーポンはジャンプ一番、ハイキックでの対応を選択。その振り上げた左足がカンフーキックのように橋岡の後頭部をモロに捕らえる危険なプレーとなった。このプレーにはイエローカードが提示されたものの、レッドカードが提示されてもおかしくないプレーだった。幸い橋岡は大事に至らずその後プレーを続行。試合は2-1で日本が勝利を収めている。

 試合後には「意図的に傷つけようなんてこれっぽっちも思っていなかった」「僕の足が最初にボールに触れている。むしろ、彼の頭がぶつかってきたと言えるだろう」と振り返っていたジャン・ジーポン。サッカー関連サイトの捜達足球などによると、今月になって出演した中国のサッカージャーナリスト、孫雷(スン・レイ)氏の番組にゲスト出演し、「心から謝りたい」と以下のような謝罪コメントを伝えたという。

「橋岡大樹選手。中国代表の姜至鵬です。あのプレーはとても危険なものでした。試合後にビデオを見て、あるまじき行為だと思いました。幸い大事には至らなかったとのことですが、そうでなかったら、私は自分を責め、恥じ入っていたでしょう。おわびします」
 
 これを受け、5月20日の夜に自身のツイッターを更新した橋岡は、「先日、ジャン・ジーポン選手が僕に対して謝罪をしてくれた件に関してです」とツイート。以下のようなコメントを投稿した。

「ジャン・ジーポン選手へ、僕に対しての謝罪の動画を見ました。あの時の映像を見ると、確かに危ないなと思うプレーであり今後はあってはいけないとは思います。でも、国を代表して戦う、という必死さがあのプレーを起こしたのだと思いますので、気にする必要はありません。謝罪までしてくれるその気持ちがあるという事は、故意ではないという事もわかります。また国の代表として、ピッチの上で再会できるように僕も頑張ります。その時を楽しみにしています」

 この投稿にファンからは「優しすぎ…イケメン…」、「人としての素晴らしさにとても憧れます!」、「マリサポですが橋岡選手の考え方が素敵だなと思いました!」などのコメントが寄せられた。

 試合ではラフプレーにも屈せず戦い続けたタフガイは、5か月後に受けた相手選手からの謝罪にも「ポジティブで寛大な考え方」とファンから称賛される対応を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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