「彼がキーパーに求めるのは…」「嫌ってはいない」元マンC守護神が名将ペップからの“戦力外通告”を語る!

「彼がキーパーに求めるのは…」「嫌ってはいない」元マンC守護神が名将ペップからの“戦力外通告”を語る!

グアルディオラ(右)の就任と同時にシティの守護神の座を追われたハート(左)が、その関係性を告白した。 (C) Getty Images



 2016年の夏、当時イングランド代表の守護神だったジョー・ハートは、約12年に渡って在籍したマンチェスター・シティからセリエAのトリノにレンタルで移籍した。

 絶対的な守護神だったハートの去就は当然、大きな話題となった。その際に英メディアで退団の理由として挙げられたのは、同年の夏からシティの指揮官となったジョゼップ・グアルディオラが、自身のポゼッション・サッカーを完成させるべく守護神にも卓越したキック技術を求めたためだとされている。

 しかし、真実は違うようだ。現地時間5月25日に英紙『Guardian』の取材に応じたハートは、現地メディアで「仲違いがある」とも指摘されたグアルディオラとの退団時のエピソードを明かした。

「EURO2016からチーム(シティ)に戻ってきた時に僕らは話し合った。そこでペップは移籍市場で出ていく必要があることを明確にしてくれた。僕は彼の言うことに素直に耳を傾けて、明確なプランがあることを知った。彼がキーパーに求めているのは足下の技術だけじゃないよ」

 事実上の戦力外通告を受けたハートは愛着のあるクラブを離れることが「簡単じゃなかった」としながらも、グアルディオラを次のように讃えている。
 
「僕にちゃんと説明してくれた。それがペップの素晴らしさでもあるんだよ。だから、僕は彼を嫌ってなんかいないよ。お互いにサッカーを愛している者同士だし、今も男として仲良くしている」

 カリスマ指揮官へ敬意を表したハート。だが、シティ退団以来、彼のキャリアは下降線を辿っている。2018年の夏に移籍したバーンリーで2年目を迎えた今シーズンは、イングランド代表GKニック・ポープの後塵を拝し、プレミアリーグでの出場がゼロのままだ。

 そんな苦境にも33歳のベテランGKは前向きだ。

「今はバーンリーのために全力を尽くしたいんだ。ここで投げ出しても意味はないと思う。とにかくトップフォームに戻れるように頑張るよ。そうでなくとも、移籍の機会もあるだろうからね。絶好調の波に乗れている時が、永遠に続くわけじゃない」

 果たして、ハートがシティ時代のようなトップフォームを取り戻し、再び代表のゴールを守れる日は訪れるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

関連記事(外部サイト)