岡野雅行が選ぶJ歴代最強チーム「記憶に残る試合。大学生の時にジーコと対戦して…」

岡野雅行が選ぶJ歴代最強チーム「記憶に残る試合。大学生の時にジーコと対戦して…」

勝利のために審判へ主張するジーコ(写真左)。岡野氏は大学生時の住友金属(鹿島の前身)戦でも、このような光景を見たという。(C)J.LEAGUE PHOTOS



 5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここでは元日本代表で、現在はガイナーレ鳥取のゼネラルマネージャーを務める岡野雅行氏の“トップ3”を紹介しよう。

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「岡野雅行が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:1993年の鹿島アントラーズ
2位:1997年のジュビロ磐田
3位:2006年の浦和レッズ
 
 実は鮮明に覚えている試合がありまして。僕が日大の1年生時に天皇杯予選で対戦した住友金属(鹿島の前身)戦です。

 前半は僕らが3−0で勝っていたんですけど、ジーコが出てきた後半から試合をひっくり返されて4−5で敗戦。ジーコはFKを2本決め、審判への主張も凄かった。前後半でサッカーがまるで変わりましたよ。

 インパクトが強烈だったジーコとともに、記憶に残る対戦相手の住友金属がプロ化したので、93年の鹿島が1位。プレー面ではFWでゴールを量産したアルシンドがMVPです。

 僕が94年に浦和へ加入してから、プロとして対戦して強いと感じたのは97年の磐田です。

 当時、浦和はカウンターを志向していて、ボールを奪ったら1、2発はシュートまで持って行けましたけど、磐田が上手すぎてずっとゲームを支配しているから、その数回以外はボールをあまり持てなくて。同世代では”神”のような存在だった名波浩を中心にした磐田には、歯が立たなかったですよ。
 
 3位は06年にリーグを制した浦和。ワシントンやポンテの強力な助っ人に加え、長谷部誠を筆頭とする代表組、僕のような元代表もいた。”反則級”の戦力充実が大きな理由です。

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PROFILE おかの・まさゆき/1972年7月25日生まれ、神奈川県出身。「野人」の愛称で親しまれた元日本代表FW。フランス・ワールドカップのアジア予選・イラン戦では、日本をワールドカップ初出場に導く決勝点を決め、一躍時の人になった。現在は、ガイナーレ鳥取のゼネラルマネージャーを務めている。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25合併号より転載。

【詳細情報】2020年6月11.25日合併号

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