Jリーグは今季のVAR導入を見送り。短期間開催で派遣可能な審判員の人数を考慮

Jリーグは今季のVAR導入を見送り。短期間開催で派遣可能な審判員の人数を考慮

再開後の導入が見送りになったVAR。(C)SOCCER DIGEST



 Jリーグは6月23日、2020年度の第6回理事会を開催し、今シーズン採用しているビデオアシスタントレフリー(VAR)の導入を見送る決定を下した。

 Jリーグによると、新型コロナウイルスの感染防止のため中断していた2020シーズン試合日程の再開に際し、例年よりも短期間で開催することを受け、1試合あたり派遣できる審判員の人数を考慮した結果、VARの継続が困難と判断。導入を見送ることになったという。

 5月22日に行なわれた臨時実行委員会後のメディアブリーフィングで、村井満チェアマンは「実際、オペレーションルームも密閉空間で、換気が十分かどうかの検証も必要。水・土・水曜日の連戦が続いていった時、ピッチに立つレフェリーがVARを兼任するケースもあり、人の手配、そのあたりのローテーションを組めるのかどうか。様々な角度から検証する必要があり、相互間で判断していきたい」と語っていた。
 

 昨季のJリーグでは、決勝トーナメント以降のルヴァンカップで試験的に採用されたVAR。今季はプレシーズンのゼロックス・スーパーカップでも使用され、J1リーグの全306試合、リーグカップのノックアウトステージ全13試合、J1参入プレーオフ決定戦1試合の合計321試合で導入される予定だった。

 来シーズン以降のVAR実施については、決定次第改めて発表する見通しだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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