前半だけで圧巻ハットの前田直輝、50分で4発決め後半早々にお役御免。名古屋が浦和を相手に6-1大量リード

前半だけで圧巻ハットの前田直輝、50分で4発決め後半早々にお役御免。名古屋が浦和を相手に6-1大量リード

前半だけでハットトリックを達成した前田直輝。写真:徳原隆元



 J1リーグは8月8日、第9節の7試合を開催した。豊田スタジアムで行われている名古屋グランパスと浦和レッズの一戦は、前半だけで5−0とホーム名古屋が大差をつけてリードしている。

 開幕から無敗をキープしていた名古屋だったが、前節柏レイソルに0−1と初黒星を喫した。しかし5日に行なわれたルヴァンカップでは清水エスパルス相手に3−0の快勝と嫌な流れを払拭。攻撃陣では、ガブリエル・シャビエルが7月8日のガンバ大阪戦以来の先発出場となった。

 対する浦和は、前節の清水戦は先制するものの、追いつかれて1−1のドロー。5日のルヴァンカップも0−1とセレッソ大阪に敗れ、8月に入ってから勝ち星に恵まれていない。昨季の加入以来負傷もあった武富孝介が今季初の先発を飾っている。

 そんな両者の勢いが出たのか、試合は前半から大きく動く。

 立ち上がりこそ浦和のプレスと杉本健勇、レオナルドの2トップに攻め込まれた名古屋だったが、次第にボールを支配すると、左サイドからのボールに反応した前田直輝が9分に先制点を奪う。G・シャビエル、吉田豊とつないだボールが金崎夢生に渡ると、ペナルティエリア手前からラストパスを供給。これに反応した前田が至近距離からシュートを放ち、一度はGKに防がれるもののこぼれ球を冷静に決めた。
 
 浦和は、ゴール前の混戦でオフサイドポジションにいた吉田がゴールに関与していたのではと抗議するものの、これは認められなかった。

 すると直後の10分。抗議の余韻もあったのか、ゲームに入り切れていない浦和の一瞬の隙をついて、名古屋が加点する。

 金崎からのスルーパスを受けたマテウスが左サイドからワンタッチでグラウンダーのクロスを送ると、ゴール正面で反応した前田が、タイミングよく右足で合わせゴール左のネットを揺らす。名古屋が2−0とリードする。

 さらに18分。左のCKを得ると、キッカーのマテウスはショートコーナーを選択。G・シャビエルのクロスにシミッチが合わせると、ゴール右に綺麗に決まりわずか9分間で3−0とする。

 名古屋の勢いは止まらず、カウンターから38分に前田が三たび得点を決める。前田は前半のみでハットトリックを達成。先日Jリーグの月間ベストゴールにも選出されるなど好調ぶりを見せつけている。さらに終了間際にG・シャビエルがゴールを決め、名古屋が5−0で前半を折り返す。

 迎えた後半、浦和は48分にレオナルドが1点を返し、5-1とするものの、この日の主役はやはり前田。50分にはこの日4点目を挙げて、6-1とすると、フィッカデンティ監督は早くも前田を交代。前田は観衆の拍手に迎えられ、ベンチに下がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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