【C大阪】「スタートラインに立てた」藤尾翔太が香川や南野らも成し得なかった快挙達成! 指揮官も将来性を高く評価

【C大阪】「スタートラインに立てた」藤尾翔太が香川や南野らも成し得なかった快挙達成! 指揮官も将来性を高く評価

藤尾がJ1デビュー戦で初ゴール。わずかな出場時間でアピールに成功した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)



[J1リーグ14節]C大阪3-0浦和/9月5日(土)/ヤンマースタジアム長居
 
 セレッソ大阪の下部組織出身者から、また新たに楽しみな存在が出てきた。
 
浦和レッズ戦の86分からピッチに立ったのが、J1で初めてベンチ入りし、これがデビュー戦となったルーキーのFW藤尾翔太。すでに2−0と大勢が決し、かつ与えられた時間は残りわずかだったが、当の本人は意欲に満ち溢れていた。
 
 「ベンチにいたときから“試合に出たら絶対に決める”と思っていました。チャンスは転がってくると思っていました」
 
 出場から4分後、MF藤田直之のスルーパスに反応し、ペナルティエリアに入り込む。そして迎えた終了間際のアディショナルタイム。MF西川潤が前線へと送ったパスを、浦和の元日本代表GK西川周作が処理。いち早く寄せた藤尾がフェイントを見極めてボールを奪い、無人のゴールへと右足で流し込んだ。
 
 C大阪では過去、香川真司や柿谷曜一朗、南野拓実らも成し遂げていない、J1デビュー戦での初ゴールという離れ業をやってのけた。
 
「チャンスを決めることができて良かった。(ヤンマースタジアム長居は)小さい頃から憧れてきた舞台。そこでデビューできて、デビュー戦という舞台で点を取ることができた。これからにも生きると思います」
 
 大阪の街クラブとして名の通った「RIP ACE SC」出身。そこから、柿谷や南野ら多くの日本代表を輩出したC大阪U-18に加入し、年代別代表にも招集されてきた。昨季オフにトップチームへと昇格した19歳は、技術に加え、バネの利く身体能力も兼ね備える万能型のストライカー。J1では浦和戦がデビュー戦だったものの、すでに高校2年生の頃から2種登録され、U-23の一員としてJ3で戦ってきた。

【J1第14節PHOTO】C大阪3−0浦和|C大阪が3発快勝・3連勝で2位キープ!ユース育ち藤尾がJ1デビュー戦で嬉しい初ゴール!

 かつて東京ヴェルディで、畠中槙之輔(横浜)や安西幸輝(ポルティモネンセ)を見出したロティーナ監督も、その将来性を高く評価するひとりだ。
 
「1部でデビューして、そのデビュー戦でゴールを決めるというのは美しいこと。去年から何度かトレーニングにも呼んでいて、評価していました。常にU-23の試合はチェックしていますし、今年はあまりスタジアムには行けていないですけど、テレビの映像などを確認しています。彼はポテンシャルがあって、将来が楽しみな選手です」
 
 実際プロ入りが内定する前の昨季、ロティーナ監督にトップチームの全体練習に呼ばれていた藤尾。今季はここまでJ3で12試合に出場し、6得点と結果を残したことで、再び指揮官から声が掛かった。
 
 FWブルーノ・メンデスら前線に負傷者が出ていたなか、そのチャンスを生かしたルーキー。それでも、すでに戦力となっている同期の西川らより遅れを取っていることは自覚している。
 
「同期ではゴールをしている選手がたくさんいる。劣っている、という言い方は違いますけど、やっと自分も一緒のスタートラインに立てたのかなと思います」
 
 初出場初得点は通過点。より高みを目指し、成長を追い求めていく。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 


19歳
J1初出場で初ゴール?


藤尾翔太が監督起用に応える追加点!!
ロティーナ監督もハイタッチで祝福する?

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