「肩の荷が下りたわけではない」ジダンがトッテナム移籍のベイルとの“不和”を語る「今年は別の誰かが…」

「肩の荷が下りたわけではない」ジダンがトッテナム移籍のベイルとの“不和”を語る「今年は別の誰かが…」

ベイル(左)との不仲が指摘されたジダン(右)がその関係性について口を開いた。 (C) Getty Images



 9月19日、レアル・マドリーはガレス・ベイルのトッテナムへのレンタル移籍を発表した。絶えずその去就が騒がれていたウェールズ代表が、古巣復帰というからたちでついにマドリードを離れることになったのだ。

 近年、ベイルの扱いが頻繁に取りざたされてきた理由のひとつは、ジネディーヌ・ジダン監督との関係にある。一部では両者の関係は完全に冷え切り、いわば“冷戦”の状態にあったと伝えるメディアもあった。

 だが、移籍が正式発表される前の会見で、当事者であるジダンは、「私たちにはまったく問題がなかった」と強調した。米スポーツチャンネル『ESPN』が伝えている。

「私は、彼がこのクラブのためにしてきたことを知っている。それは誰にも変えることができない。誰かが言うような問題は我々になかった。移籍となれば、彼の幸運を願うばかりだ」

 また、ジダンは、「彼とは話していない。彼がやってきたこと、本当にうまくやってきたことは、誰も議論できない。ここで彼は多くの勝利を手にしたんだ」と続けている。

「私たちは、彼がどんな選手か知っている。マドリーでの7年間で彼がやってきたことを知っている。サッカーではこういうことがあるものだ」
 
 ベイルは昨シーズンも開幕前に移籍へ向かいながら、最終的に残留した。今回、ベイルの移籍が決まったことで、ジダンは“厄介事”をひとつ解決できたとの見方もある。

 そうした見解にフランス人指揮官は、「ベイルが負担だったことはない」と話した。

「私には25人の選手がいる。肩の荷が下りたということはない。それが仕事だ。ガレスじゃなければ、今年は別の誰かがそうなるだろう」

 さらに1年前に移籍すべきだったか問われると、ジダンは「そうは思わない」と答えている。

「人生とはそういうもの。受け入れなければいけない。彼が残ったのなら、それには理由があった。大事なのは、選手たち何をしたいかだ」

 はたして今回の移籍は、ベイルとジダン、そしてトッテナムとマドリーにとって吉と出るだろうか。それとも――。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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