CL“死の組”誕生の裏には「テレビ放送」が関係?英紙がマンU視点からグループ分けの“からくり”を紐解く

CL“死の組”誕生の裏には「テレビ放送」が関係?英紙がマンU視点からグループ分けの“からくり”を紐解く

H組の注目選手(左から)ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ラシュフォード(ユナイテッド)、ネイマール(パリSG)、デンバ・バ(イスタンブール)。(C)Getty Images



 現地時間1日、スイスのジュネーブで2020-21シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの抽選会が実施された。

 比較的強豪が分散するなか、注目を集めているのがH組だ。昨シーズンに準優勝のパリ・サンジェルマンとベスト4のRBライプツィヒ、そしてマンチェスター・ユナイテッドが同居し、いわゆる“死の組”となっている。

 そんななか、英紙『The Sun』は、「ユナイテッドはリバプールと同じ夜にプレーしないことで合意したため、CLのグループリーグでは死の組に入った」と見出しをつけ、この一件を報じている。

「UEFAの放送局との契約では、2チーム以上が出場している国のクラブに対し、テレビ放送のために考慮することを保証している。BTスポーツは、リバプールとユナイテッドという、国内で最も人気のある2つのチームが同じ夜に試合をすることを望んでいない。つまり、スペインのレアル・マドリーとバルセロナのように、2チームは自動的に異なるハーフに配置されることになる。イタリアのユベントスとミラン、ドイツのバイエルンとドルトムントも同じ契約を結んでいる」

 組み分けの裏には、公にはされていない放送ルールが関係していたようだ。さらに同紙は「UEFAはこのシステムについて、ドロー前にグループA〜Dが“赤”のハーフ、グループE〜Hが“青”のハーフと説明している」と明かしたうえで、その先の経緯についても詳細に伝えている。
 
「リバプールが第4位のトップシードでグループDに入ったとき、ユナイテッドは“青”のグループ、すなわちE、F、G、Hのいずれかのグループにしか入ることができなかった。ユナイテッドが入れるのは、ほかの制約からグループCとHだけだったため、オレ・グンナー・スールシャール監督のチームは、パリSGがすでに組み込まれたH組に入ることを余儀なくされたのである。

 そのなかで、ドイツのRBライプツィヒが第3ポットから出てきたことで、ユナイテッドの痛みはさらに悪化していった。そして、最終ポットの4番目からイスタンブール・バシャクシェヒルが加わった。CL初出場のチームではあるが、トルコの王者であることに変わりはない」

 様々な条件が重なり合って生まれたこの激戦区を抜け出す2チームは、はたしてどこになるのか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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