【カメルーン戦のスタメン予想】大迫は1試合限定のプレー。2列目の指揮官のチョイスは堂安?伊東?久保?

【カメルーン戦のスタメン予想】大迫は1試合限定のプレー。2列目の指揮官のチョイスは堂安?伊東?久保?

カメルーン戦の予想スタメン。森保ジャパンで経験値の高いメンバーが先発するか。



 オランダ・ユトレヒトで強化試合を行なう日本代表は、日本時間10月9日(金)21時(現地時間14時)からカメルーン代表と対戦する。

 新型コロナウイルスの影響により、今年予定していたカタール・ワールドカップのアジア2次予選がストップし、本格的な活動は約1年ぶり。今後、再開されるワールドカップ予選へ向けた貴重な強化の場となる。

 もっとも今回のヨーロッパ遠征は新型コロナウイルスの影響により、国内組、さらにオランダへの入国制限のあるロシア、セルビアでプレーする橋本拳人(ロストフ)、浅野拓磨(パルチザン)の招集を断念。

 加えて所属クラブで左足を負傷した岡崎慎司、胃腸炎で緊急入院した長友佑都の不参加も決定し、「30人前後を呼びたい」と指揮官が話していたメンバーは、当初は25人の招集となり、ベテラン2人のアクシデントにより、さらに少ない23人の構成となっている。

 13日にはコートジボワールとのテストマッチも控えるなか、森保監督がまず目指すのは2点だ。一点は「1年近く活動できていなかっただけに、基本コンセプトの確認、意思統一」で、もうひとつが「若い選手と経験のある選手の融合」となる。

 メンバーには東京五輪世代から、アタッカーの三好康児、ボランチとCBをこなす中山雄太、板倉滉、A代表初選出で右SBなどを務める菅原由勢らを引き上げている。もっとも、コンセプトの再確認を主眼に置くとすれば、カメルーン戦の先発はひとまず従来のメンバーが並ぶと予想される。
 
 GKは川島永嗣、権田修一、シュミット・ダニエルの3人に大きな差はない。ただ、昨年のワールドカップアジア2次予選で全4試合に出場した権田が、所属クラブでは出番を失っているとはいえ、引き続きゴールマウスを守るか。

 最終ラインはキャプテンの吉田麻也と新進気鋭の冨健洋のCBコンビ、右SBの酒井宏樹は固いとして、長友の定位置だった左SBは両サイドをこなせる安西幸輝の起用が考えられる。ポルトガルで経験を積む25歳がアピールできるか。一方で今夏にドイツへ渡った室屋成を左に回す選択肢もあるだろう。

 頭数の少ないボランチは柴崎岳、遠藤航のレギュラーコンビに中山、板倉が挑む構図だ。カメルーン戦は先輩ふたりが先発を掴むと予想されるが、試合のなかで、異なった組み合わせも試されそうだ。

 最大の注目はコンディション面もあり、10番・中島翔哉が選外となった中盤2列目の構成だ。特に堂安律、伊東純也、久保建英が揃う右サイドハーフは激戦区であり、誰が先発してもおかしくない。新天地のビーレフェルトで再起を誓う堂安か、ベルギーで研鑽を積む伊東か、はたまた期待を背負う久保か。それぞれのアピールは大きなポイントと言える。ここまでの森保ジャパンでの貢献度を考えれば堂安か伊東をスタメン、久保はジョーカーという線が妥当には映る。

 また左サイドハーフにも原口元気、三好と楽しみな人材が揃っており、「多くの選手にピッチに立ってもらいたい」と話す森保監督の起用法は焦点である。

 一方、前線は隔離期間を経て所属先のブレーメンに戻るため、大迫勇也がカメルーン戦のみ、1試合の限定出場となる。そのためまずは“鉄板”の南野拓実とのコンビを試運転するはずで、状況によっては鎌田、もしくはセカンドトップでの起用も考えられる久保らとの連係を確認するかもしれない。
 
 森保監督は前日会見で、試合を行なえる感謝を述べ、「日本に勝利、そしてひたむきにベストを尽くす姿を届け、喜んでもらいたいです。選手たちも励ましのエールになることを望んでいます」と熱く意気込みを語った。

 同日にはカメルーンの2選手から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、濃厚接触者を含めた計3人がチームから離脱するなど、アクシデントに見舞われている。ちなみにカメルーンも約1年ぶりの強化試合で、怪我人などを含め、トニ・コンセイソン監督は「プレーできるのは17人という認識」と説明。

 その中で森保ジャパンはどんなゲームを見せてくれるのか。チーム強化とともに、指揮官が目指す“活力が沸く”ゲームに期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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