「彼は挑発し、ケンカを…」トッティがかつての指揮官を痛烈批判!「あんなクソったれにはなれない」

「彼は挑発し、ケンカを…」トッティがかつての指揮官を痛烈批判!「あんなクソったれにはなれない」

確執のあったスパレッティとの関係を改めて語ったトッティ。(C)Getty Images



 ローマのレジェンド、フランチェスコ・トッティがスパイクを脱いでから3年が経った。しばらくはクラブの幹部を務めていたトッティだが、現在は愛するローマを離れ、エージェントとして才能ある若手の発掘と育成に携わっている。

 だが、43歳になった元イタリア代表MFは、今でも本当はピッチでボールを蹴っていたかったようだ。『Vanity Fair』のインタビューで、「今でも自分らしさは出せるだろう」と語っている(イタリア紙『Gazzetta dello Sport』より)。

「全部の試合ではできないかもしれない。でも、やれるはずだ。(ズラタン・)イブラヒモビッチが以前のようにまだ走っていると思うかい?ノーだ。彼は39歳だよ。だけど、まだミランの攻撃を支えている。わたしはまだ夜にサッカーを夢見るんだ。過去のときもあれば、未来のこともある」
 
 現役への未練をうかがわせるトッティがユニフォームを脱いだ理由のひとつは、当時のルチアーノ・スパレッティ監督との関係だ。トッティは「言っておきたいが、ピッチにだれを送り出すかを選ぶのは完全に監督の権限だ。彼の選択を自分が議論することなどできなかった」と話している。

「そのうえで、人間性の話だ。自分は努力していたが、彼は挑発、破綻、ケンカをしようとしていた。あの状況で続けるのは不可能だとすぐに分かったよ。それで、ローマでの25年で初めて諦めたんだ。スパレッティと握手するか? サッカーでは間違うものだ。だれもが間違える。まあ、その日の気分次第かな」

 そういった経験からか、指導者になることは考えなかったようだ。「自分はあまりに善人でね。(監督になったら)問題を抱える。全員を起用したいんだ」と続けている。

「自分は選手だった。ベンチに座るときに監督をどう思うものかを知っている。(監督になれば)感じが悪くても厳しく、厳格にならなければいけないだろう。でも、クソったれに生まれなければ、そうはならないものだよ」

 この夏の買収でローマのオーナーが代わって以降、トッティのクラブ復帰の可能性を巡る報道は後を絶たない。だが、トッティは「ローマでの明日?今は考えていない」と答えた。

「スカウトエージェンシーがある。若者たちの面倒を見ているんだ。楽しんでいる。満足しているよ。自分が好きなことをやっているんだ」

 トッティのエージェント会社は、すでに次々と新たな才能と契約を交わしている。レジェンドがローマに戻る日は訪れるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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