「残忍なプレーだった」ファン・ダイクが最大8か月の長期離脱に!? エバートン守護神の危険タックルが物議

「残忍なプレーだった」ファン・ダイクが最大8か月の長期離脱に!? エバートン守護神の危険タックルが物議

ピックフォードの体重が右膝にかかり、前十字靭帯を痛めてしまったとされるファン・ダイク。リバプールにとっては言うまでもなく痛手だ。 (C) Getty Images



 リバプールが緊急事態に陥った。

 現地時間10月17日に行なわれたプレミアリーグ第5節のエバートン戦で、リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが右膝を負傷。現地複数メディアの情報によると、最大8か月もの長期離脱になるという。

 2-2で決着したマージーサイド・ダービーでファン・ダイクがアクシデントに見舞われたのは、開始間もない5分だった。セットプレーの流れで攻撃参加していたオランダ代表DFは、敵エリア内でエバートンの守護神ジョーダン・ピックフォードに蟹ばさみをされるような形で接触。右膝を痛め、自力で立ち上がったものの、プレーの続行は不可能と判断された。

 ピックフォードがアフター気味に当たったにもかかわらず問題のプレーがノーファウルであったことに加え、直前のプレーでファン・ダイクのオフサイドが取られたことに、リバプール側は憤慨している。試合後に英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューで、「決して良くないよ」と意見したのは、ユルゲン・クロップ監督だ。

「キーパーのチャレンジは良くなかったね。まだどれほど悪いかは分からないけど、フィルジルは良くない状態だ。彼は痛みを抱えながらでも何試合も続けてプレーしてきたが、今回は続けられるものではなかった。

 私はVARの支持者だ。だけど、ハッキリ言って、今日のような判定では気分が高ぶらないね。我々はフィルジルという重要な選手を失ったが、もう一人退場となるべき選手がいたと思う。そうだ、レッドカードでね。とにかく我々の日ではなかった」
 
 地元紙『Liverpool Echo』は、「ファン・ダイクの長期離脱は避けらないだろう」としたうえで、「なぜ無謀なチャレンジをしたピックフォードは退場にならなかったのか?」と訴えた。

「明らかに無謀なタックルだったのは言うまでもない。ラインズマンはオフサイドを取り、主審もそれを採用したが、ファン・ダイクを挟むようなピックフォードの危険なプレーは、プレミアリーグの公式ガイダンスが正しければ、退場に値するものだった。

 しかし、VARはオフサイドだけを見た。問題のシーンはチェックさえされなかった。おそらくボールに対する正当なチャージが出来ていたと判断したからだろう。しかし、何度もハイライトを見ても疑問の残る残忍なプレーだった」

 長くチームを支えてきた大黒柱を失ったリバプールは、どのように修正を図るのか。プレミアリーグ王者の真価を問われることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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