【選手権予選】全47都道府県の最新結果を総まとめ! 常連校が続々敗退、桐光が日藤を撃破、東京B、広島、茨城など22の決勝カードが確定

【選手権予選】全47都道府県の最新結果を総まとめ! 常連校が続々敗退、桐光が日藤を撃破、東京B、広島、茨城など22の決勝カードが確定

神奈川準決勝、桐光学園vs日大藤沢の一戦は前者に軍配。日藤のエース鈴木(右)は1得点をマークも一歩及ばず。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)



 11月8日、第99回全国高校サッカー選手権・地区予選が各地で開催され、新たに10校の出場が確定した。青森、岩手、群馬、福井、兵庫、山口、高知、長崎、宮崎、鹿児島の各決勝だ。最終盤に2得点を挙げて前橋商がどんでん返しを演じた群馬決勝や、長崎総科大附(長崎)と鵬翔(宮崎)が劇的展開で初出場校の軍門に降ったゲームなど、実にエキサイティングな一日となった。

 そんななか、日曜日には注目度の高い準決勝も数多く開催された。やはり筆頭は、神奈川の桐光学園と日大藤沢の一戦だろう。ともに全国クラスのタレントを抱えるチーム同士の闘いは、下馬評通りに熾烈を極めた。

 立ち上がりから拮抗した白熱のバトル。先にスコアを動かしたのは桐光学園だった。前半16分に栗原が直接FKをねじ込み、まずは端緒を開いた。以降は一進一退の攻防が続いたが、後半に入ると日大藤沢が攻勢を強める。司令塔の斉藤を中心にゲームを組み立てると、サイドを抉ってチャンスを創出。そして後半24分、その斉藤がペナルティエリア外から右足を振り抜くと、これが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。

 1ー1で突入した延長はさらに中盤での激しさが増し、互いにカウンターやロングボールを多用。延長後半6分に日大藤沢がロングスローから好機を掴み、鈴木輪が押し込んで逆転に成功したのも束の間、桐光学園も執念の粘りで食い下がり、2分後に裏のスペースに抜け出した新井のラストパスから、走り込んだ粟江が千金弾をねじ込んだ。

 試合は100分間で決着が付かず、運命のPK戦へ。先攻の日大藤沢がふたり外したのに対して、桐光学園はひとりで踏ん張り、5−4でこれを制した。11月28日に行なわれる決勝では、横浜創英を1−0の僅差で下した桐蔭学園と雌雄を決する。

 そのほか、茨城決勝が鹿島学園と明秀日立、東京Bが大成と堀越、広島が広島皆実と如水館の顔合わせとなり、14日に準決勝を消化する熊本をのぞく残りの全決勝カードが確定した。14日は栃木、東京AB、山梨、静岡、岐阜、愛知、大阪、滋賀、徳島、愛媛の10都府県で、15日も千葉、茨城、埼玉、京都、和歌山、奈良、広島、福岡、大分の9府県で予選決勝が開催される。

 11月16日にオンラインでの組み合わせ抽選会を実施され、21日の熊本決勝、28日の神奈川決勝を経て、全代表校が出揃う。

 11月8日現在で本大会出場を決めたのは26校で、初出場は学法石川(福島)、創成館(長崎)、宮崎日大(宮崎)の3校。一方で静岡学園(静岡)、佐野日大(栃木)、前橋育英、桐生一(ともに群馬)、尚志(福島)、秋田商(秋田)、國學院久我山、駒澤大高(ともに東京)、日大藤沢(神奈川)、阪南大高、興国(ともに大阪)、野洲(滋賀)、立正大淞南(島根)、長崎総科大附(長崎)、日章学園、鵬翔(ともに宮崎)、鹿児島城西(鹿児島)といった強豪・有力校が地区予選で涙を呑んだ。

第99回全国高校サッカー選手権大会
【出場決定校&各都道府県予選のスケジュール一覧】

【北海道・東北】
★北海道
札幌大谷(5年ぶり3回目)

★青 森
青森山田(24年連続26回目)

★岩 手
遠野(2年ぶり29回目)

★宮 城
仙台育英(4年連続35回目)

★秋 田
明桜(27年ぶり4回目)

★山 形
日大山形(5年ぶり14回目)

★福 島
学法石川(初出場)
 
【関東】
★茨 城
11月15日(日) 決勝/鹿島学園vs明秀日立

★栃 木
11月14日(土) 決勝/矢板中央vs宇都宮短大附

★群 馬
前橋商(16年ぶり12回目)

★千 葉
11月15日(日) 決勝/流経大柏vs市立船橋

★埼 玉
11月15日(日) 決勝/昌平vs武蔵越生

★東京A
11月14日(土) 決勝/関東一vs日大豊山

★東京B
11月14日(土) 決勝/大成vs堀越

★神奈川
11月28日(土) 決勝/桐光学園vs桐蔭学園

★山 梨
11月14日(土) 決勝/山梨学院vs日本航空

【北信越】
★新 潟
帝京長岡(3年連続8回目)

★富 山
富山一(6年連続31回目)

★石 川
星稜(2年ぶり29回目)

★福 井
丸岡(3年連続31回目)

★長 野
松本国際(2年連続4回目)

【東海】
★岐 阜
11月14日(土) 決勝/帝京大可児vs岐阜工

★静 岡
11月14日(土) 決勝/東海大翔洋vs藤枝明誠

★愛 知
11月14日(土) 決勝/名経大高蔵vs東海学園

★三 重
海星(4年ぶり2回目)

【関西】
★滋 賀
11月14日(土) 決勝/綾羽vs近江

★京 都
11月15日(日) 決勝/京都橘vs東山

★大 阪
11月14日(土) 決勝/履正社vs金光大阪

★兵 庫
神戸弘陵(2年連続11回目)

★奈 良
11月15日(日) 決勝/五條vs山辺

★和歌山
11月15日(日) 決勝/初芝橋本vs近大和歌山

【中国】
★鳥 取
米子北(11年連続16回目)

★島 根
大社(5年ぶり10回目)

★岡 山
作陽(3年ぶり24回目)

★広 島
11月15日(日) 決勝/広島皆実vs如水館

★山 口
高川学園(2年連続26回目)
 
【四国】
★香 川
大手前高松(2年連続2回目)

★徳 島
11月14日(土) 決勝/徳島市立vs鳴門渦潮

★愛 媛
11月14日(土) 決勝/新田vs済美

★高 知
明徳義塾(4年ぶり8回目)
 
【九州】
★福 岡
11月15日(日) 決勝/九州国際大付vs東福岡

★佐 賀
佐賀東(3年ぶり11回目)

★長 崎
創成館(初出場)

★熊 本
11月14日(土) 準決勝/大津vsルーテル学院、鎮西vs熊本国府
11月21日(土) 決勝

★大 分
11月15日(日) 決勝/日本文理大附vs大分

★宮 崎
宮崎日大(初出場)

★鹿児島
神村学園(4年連続8回目)

★沖 縄
那覇西(2年ぶり17回目)

※日程は変更になる場合があります。

 女子の選手権は11月8日時点で21校の本大会行きが決定している。

 先週末に行なわれた中国大会、九州大会で新たに7枠が確定。作陽(岡山)、AICJ(広島)、神村学園(鹿児島)、東海大福岡(福岡)、秀岳館(熊本)、柳ヶ浦(大分)がそれぞれ勝ち進み、本大会行きの切符を掴んだ。今週末は関東大会で6枠が、東海大会で3枠が埋まり、11月22日の関東大会最終日で、全32代表が出揃う予定だ。

 各地区の出場決定校と進捗状況は以下の通り。

第29回全日本高校女子サッカー選手権
【出場決定校&各地域決勝大会のスケジュール一覧】

【北海道】(2枠)
★北海道文教大明清(29年連続29回目)
★北海道大谷室蘭(13年連続15回目)

【東北】(3枠)
★聖和学園(宮城/29年連続29回目)
★専大北上(岩手/5年連続5回目)
★常盤木学園(宮城/23年連続23回目)

【関東】(7枠)
関東大会(11月14日〜22日)で決定

【北信越】(3枠)
★帝京長岡(新潟/3年連続3回目)
★開志学園JSC(新潟/8年連続8回目)
★福井工大福井(福井/17年連続17回目)

【東海】(3枠)
東海大会(11月7日〜15日)で決定

【関西】(5枠)
★日ノ本学園(兵庫/20年連続22回目)
★大商学園(大阪/13年連続13回目)
★大阪桐蔭(大阪/4年ぶり9回目)
★姫路女学院(兵庫/初出場)
★神戸弘陵(兵庫/6年連続6回目)※開催県枠

【中国】(3枠)
★作陽(岡山/13年連続13回目)
★AICJ(広島/2年連続2回目)
※残る1枠は11月9日の中国大会・3位決定戦(松江商vs鳥取城北戦)で決定

【四国】(2枠)
四国学院大香川西(香川/5年連続5回目)
鳴門渦潮(徳島/9年連続9回目)

【九州】(4枠)
★神村学園(鹿児島/27年連続27回目)
★東海大福岡(福岡/4年連続5回目)
★秀岳館(熊本/4年連続4回目)
★柳ヶ浦(大分/4年ぶり5回目)

※日程は変更になる場合があります。

構成●高校サッカーダイジェスト編集部

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