「FWとしての責任を感じている」決定機逸の鈴木武蔵が感じた相手FWヒメネスとの差

「FWとしての責任を感じている」決定機逸の鈴木武蔵が感じた相手FWヒメネスとの差

先発出場した鈴木もチャンスを決め切れず。試合後は悔しさを滲ませた。写真:龍フェルケル



 日本代表は現地11月17日(日本時間18日)、メキシコ代表と対戦。2020年ラストとなる強化試合で、格上チームを相手に0−2で敗戦を喫した。

 この試合で1トップとして先発出場した鈴木武蔵は「前半の何本かあったチャンスを決め切れないと、強い相手にはこういうゲームになってしまうので、FWとしての責任を感じています」と振り返る。

 鈴木が言うように、前半は日本のペースだったのは間違いない。鈴木自身、前半にはふたつのビッグチャンスを得ている。まずは10分。ペナルティエリア内を突破した鎌田大地からのパスを受けたが、わずかに足が届かず、これに合わせられなかった。

 そして最大の決定機は15分だった。左サイドハーフの原口元気からパスを受けると、GKと1対1の状況となる。しかし、放ったシュートは相手の守護神ギジェルモ・オチョアのセーブにあい、またも決め切ることができなかった。

「ボールを置く位置も良かったんですけど、(相手GKが)ちょっと倒れるのが見えて、ファーに流し込んだんですけど、(相手は)足を残していた。振り勝ってみれば、もう少し浮かすのがベストだったなと思います。結果論ですけど」

 鈴木は試合後、そう語り、悔しさを滲ませた。
 
 一方で相手FWのラウル・ヒメネスは、前半こそ存在感が希薄だったものの、チームとして息を吹き返した後半に、少ないチャンスを仕留めて先制点をもたらしている。

 鈴木にとっては、そんなしたたかなストライカーを見て感じることがあったという。

「前半メキシコはそんなにチャンスがないなかで、後半は一気にひとつのチャンスで決め切る。(ヒメネスは)プレミアでやっているだけあって、そういう勝負強さがあった。僕も勝負強さが出てこないとなかなか上では戦っていけないと思いますね」

 露呈した課題は明確。ずばり、決め切る力である。フィニッシュ精度を高めるには練習あるのみ。「やることはそんなに変わらないですね。いつもどおり。いつも練習からシュートのコースやタイミングは意識しているので、チームでまた結果を出して、また呼ばれるようにどんどん点を取っていきたい」と、鈴木は前を向いた。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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