【J1ベストイレブン】MVPは3点に絡んだ鹿島のエース!川崎の優勝に待ったをかけたG大阪&大分から選出したのは…|28節

【J1ベストイレブン】MVPは3点に絡んだ鹿島のエース!川崎の優勝に待ったをかけたG大阪&大分から選出したのは…|28節

【28節のベストイレブン】



 J1リーグは、11月21・22日に第28節の8試合が行なわれた。ここでは、その中からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 チームの全ゴールに絡む抜群の働きをしたのが、鹿島アントラーズのエース、エヴェラウドだ。

 敵地のベガルタ仙台戦、まずは47分に右サイドからのクロスを頭で合わせ先制点を奪取。さらに57分にルーズボールに素早く反応し、相手DFとの競り合いからファン・アラーの得点をお膳立てすると、極めつけは62分だった。流れるようなパスワークから右サイドでボールを受けると、ダイレクトでファーサイドの上田綺世へグラウンダーのクロスを供給し、3点目をアシストした。全得点に絡み、天皇杯出場権の懸かる2位以内へ望みをつなぐ勝利の原動力となったエヴェラウドを今節のMVPとした。

 また鹿島からは、空中戦や対人守備で強さを発揮しただけでなく、ビルドアップでも貢献したDF犬飼智也も選出した。
 
 勝てば優勝という川崎フロンターレに今季3つ目の黒星をつけた大分トリニータからは野村直輝をチョイス。味方のクロスに走り込んで谷口彰悟の一発レッドを誘うと、そのプレーで得たPKを自ら決め、この試合唯一の得点をマークした。

 引き分け以下なら川崎の優勝が決まるというプレッシャーのなか、浦和レッズとの一戦に臨んだガンバ大阪からは2名をセレクト。的確なサイドチェンジで1点目の起点となり、CKから逆転弾をアシストした山本悠樹と、粘り強い守備を披露したのに加え、CKから決勝弾となるJ初得点を奪った尾瑠だ。

 セレッソ大阪相手に1−0の勝利を収めたサンフレッチェ広島からは、最多の3選手を選出。豊富な運動量で相手のカウンターを潰したボランチの川辺駿、中央で相手FWに仕事をさせなかったCB荒木隼人、そして守備陣を統率して1対1でも好セーブを見せたGK林卓人を選んだ。

 そのほか、北海道コンサドーレ札幌のアンデルソン・ロペスは、1点ビハインドのなか味方の負傷で急遽出場し、直後にPKで同点弾、さらに強烈なボレーで逆転弾と前半のうちに2点を奪取。名古屋グランパスのガブリエル・シャビエルは、純粋なFWが不在のチーム状況のなか、攻撃を牽引し、華麗なボレーを決め勝負を決めた。サガン鳥栖の林大地は、ハードワークの急先鋒としてポストプレーに守備に奮闘し、先制点ももたらした。

【PHOTO】J1第28節“ベストイレブン”に選出された11人を厳選ショットで紹介!
 
【今節のベストイレブン】
GK
1 林 卓人(広島)7●初選出
59分に迎えた清武との1対1を抜群の飛び出しで好セーブ。声を張り続けて守備陣も統率し、MOMに選出。

DF
27 尾 瑠(G大阪)7●初選出
ビルドアップでは控えめなプレーながら、守備では汰木に仕事をさせず、コーナーキックから決勝ゴール。勝利の立役者のひとりになった。

23 荒木隼人(広島)7●2回目
前に強いだけでなく、後方のカバーリングも安定。中央で相手FWに仕事をさせず、フルタイム出場も継続。

39 犬飼智也(鹿島)6.5●2回目
競り合いや対人守備の強さを見せただけでなく、積極的に前に出てボール回しに関わるなど、攻撃の起点となろうとする姿勢が強かった。

MF
29 山本悠樹(G大阪)7●2回目
右サイド側を中心にゲームをコントロールし、1点目は正確なサイドチェンジ、2点目はコーナーキックからのアシストで貢献。逆転勝利に導いた。

8 川辺 駿(広島)7●2回目
37分に相手のカウンターを阻止するなど、守備面で何度も存在感を発揮。運動量も最後まで衰えなかった。
 
11 アンデルソン・ロペス(札幌)7●3回目
荒野の負傷により急遽出場も、冷静に決めたPK含む2得点だけでなく、スピード溢れるドリブルで相手を脅かした。

10 ガブリエル・シャビエル(名古屋)7●2回目
前日に第一子誕生を受け、それを自ら祝う追加点を華麗なボレーシュートから仕留めた。阿部との流動的な連係にはスムーズさも出てきた印象で、ゲームメイク力も存分に発揮した。

10 野村直輝(大分)6.5●2回目
個人技を組織の狙いへと還元しつつ相手のファウルを誘い、決勝点となったPKを沈めた。

THIS WEEK MVP
FW
9 エヴェラウド(鹿島)7.5●4回目
前半はゴールこそ無かったが、縦への鋭い突破や競り合いの強さ、天性のゴール感覚で多くの決定機に絡み、後半集中の切れた相手守備陣の隙を突き続け、3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた。

16 林 大地(鳥栖)6.5●2回目
53分に樋口のパスをダイレクトで合わせて待望の先制点を挙げる。得点以外にもポストワークで攻撃にテンポをもたらし、守備ではチームのスイッチを入れる猛プレスで柏のビルドアップにミスを生じさせた。

※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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