「チャンスを逃した」久々の先発出場も結果を出せなかった南野拓実を地元紙が辛辣評価!「苦戦は深刻にしか…」

「チャンスを逃した」久々の先発出場も結果を出せなかった南野拓実を地元紙が辛辣評価!「苦戦は深刻にしか…」

ブライトン戦でスタメンに抜擢された南野。だが、周囲の見方を一変させるだけのパフォーマンスは見られなかった。 (C) Getty Images



 現地時間11月28日に開催されたプレミアリーグ第10節で、敵地に乗り込んでブライトンと対戦したリバプールは1-1で引き分けた。60分にディオゴ・ジョッタのゴールで先制しながら、後半アディショナルタイム1分に与えたPKを決められ、勝点1を積み上げるにとどまった。

 2度のゴール取り消しを含む3度のVAR判定に泣かされたリバプール。そんなレッズのなかで、小さくない注目を集めたのが、南野拓実だ。

 プレミアリーグでは、昨シーズンのニューカッスル戦(最終節)以来の先発入りを果たした日本代表FWは、4-3-3の右インサイドハーフで奔走。不慣れなポジションでゲームメイクの役割と守備のケアなど多岐にわたる仕事を90分間に渡って任された。

 チーム内にケガ人が続出していることもあり、巡ってきた出場機会。南野としては、インパクトのある結果を残したいところだったが、決定的なパス本数は「0」、さらにシュート数も1本のみと、求められた攻撃面で違いを生み出す役割は果たせなかった。

 先発待望論も噴出していたなかで、期待外れとも言えるパフォーマンスに終わった南野には、地元メディアも辛辣な評価を下している。地元紙『Liverpool Echo』は、採点記事の中でチーム最低の「5」を付けたうえで、次のように綴った。

「中盤でプレーし、試合に絡むためにハードワークしたが、後半に攻撃面の必要性を示したのは一度だけだった」
 
 辛口な評価を下した同紙は、別の分析記事内で「ミナミノはチャンスを逃した」とレポートを綴っている。

「日本代表である彼にとってこの試合は、自分が何ができるかを示す絶好のチャンスだった。今年1月にザルツブルクから加わったミナミノのリバプールでの航海は決して平坦ではないが、それでももうすぐ加入1年を迎えようとしている。

 しかし、彼のパフォーマンスはいまだ英国サッカーで足踏みをしているように見えた。スポーツディレクターのマイケル・エドワーズは在任4年で、常に移籍市場では完璧に振る舞ってきた。ミナミノもその一人とされてきたが、今の日本人FWの苦戦は深刻にしか見えない」

 辛辣に南野の現状を分析した同紙は、「700万ポンドという移籍金は、決してお金の無駄とは言い難く、その時点でミナミノの移籍は成功とも言える」としながら、こうも続けた。

「ブライトン戦でのミナミノは、フィジカル面で苦戦し、相手に追撃され、運動量も少なかった。とくに創造性の部分では、肌寒い南海岸でチームを助ける役にもならなかった。現状、クロップが自由に使えるオプションの数を考えれば、ミナミノには適応と調整のチャンスが今後も与えられるだろうが、彼にとって今日は物乞いをする極まれなチャンスだった」

 久々の出場機会でチャンスを逸してしまった印象が否めない南野。チームは、現地時間12月1日にグループステージ突破を懸けたアヤックス(チャンピオンズ・リーグ)との対戦を控えているが、日本代表FWにチャンスは巡ってくるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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