ガンバは攻め続けるもドロー…2位キープも、J初先発の鳥栖・相良の初ゴールとGK朴の好守に苦しむ

ガンバは攻め続けるもドロー…2位キープも、J初先発の鳥栖・相良の初ゴールとGK朴の好守に苦しむ

度々好機を迎えていたパトリック。同点ゴールは決めたが…。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)



 J1リーグは11月29日、各地で第30節の4試合が開催。パナソニックスタジアム吹田で行なわれたガンバ大阪とサガン鳥栖の一戦は、1−1の引き分けに終わった。

 前節、眼前で川崎フロンターレにリーグ優勝を許してしまったG大阪だが、2位の座はキープ。コロナ禍でのレギュレーション変更により、今季はリーグ戦上位2チームに天皇杯・準決勝からの出場権、上位3チームには来季のACL出場権が与えられるため、負けられない戦いが続く。0−5と敗れたその川崎戦からは、昌子源と山本悠樹の2名が外れ、菅沼駿哉と川ア修平を起用した。

 対する鳥栖は、前節仙台戦こそ0−1で敗れたものの、GK朴一圭の加入後の5試合では2勝2分1敗で、複数失点を喫しておらず強度の高い守備を発揮している。前節でリーグ戦デビューをしたユース出身の18歳、相良竜之介を先発起用した。

 試合は立ち上がり勢いにのる鳥栖が11分に先制する。レンゾ・ロペスの前線からの守備でボールを奪うと、受けた樋口雄太がタイミングを見計らってロビングのパスをディフェンスライン裏に通す。これに反応したのが、相良だった。DF尾瑠に滑り込まられ身体を入れられるが、GK東口順昭との連係ミスをついて冷静にボールを押し込み、J初先発で初ゴールを記録した。

 リードを許したG大阪だが、すぐさま反撃を開始。34分には倉田秋、パトリックと繋ぎペナルティエリア内の宇佐美貴史がペナルティエリア内でGKとの1対1で股下を狙ったシュートを放つが、GK朴に素早く足下を閉じられゴールならず。さらに前半終盤には右CKを続けて獲得。40分にはパトリックが、44分には菅沼駿哉が、宇佐美からのクロスに合わせ強烈なヘディングシュートを放つがゴールをこじ開けられない。
 
 1点リードで折り返した鳥栖はハーフタイムに2選手を交代。相良と内田が下がり、森下龍矢と小屋松知哉を投入。一方のG大阪はメンバー変更はなかったものの、前半採用していた3バックを4バックに変更。さらに56分には山本悠樹を投入した。

 これでボールを握る時間帯が増えたG大阪は、62分に矢島慎也のミドルシュート、続けてパトリックのヘディングシュート、さらにCKを獲得するなど押し込み続けるが、鳥栖GK朴の牙城を崩せない。

 この嫌な流れを切ろうと、宮本恒靖監督は、69分に鳥栖戦で14ゴールを記録し、前回対戦でも2発を叩き込んでいる渡邉千真をピッチに送り出した。

 すると77分、その渡邉、高尾と繋がりゴール前で反応したパトリックが右足で流し込み待望のゴールを決め、ゲームを振り出しに戻すと、倉田、宇佐美に代え、塚元大、唐山翔自という若手アタッカーに勝利を託した。

 終始攻め続けるものの、最後まで鳥栖の新守護神、朴一圭のビッグセーブに苦しみ、1−1のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

 この結果、G大阪は勝点59で2位をキープ。3位名古屋とは勝点3差。さらに4位鹿島、1試合消化の少ない5位C大阪とは4ポイント差に詰められた。

 次節、G大阪は12月6日に湘南ベルマーレと、鳥栖は12月5日に横浜FCとそれぞれ敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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