負傷でピッチを離れようとして失点献上。アルテタは新戦力トーマスに“喝”? 「彼は重大さを分かっていなかった」

負傷でピッチを離れようとして失点献上。アルテタは新戦力トーマスに“喝”? 「彼は重大さを分かっていなかった」

アトレティコからアーセナルへ今夏にやってきた新戦力トーマス(18番)。だが、トッテナムとのダービーでは真価を発揮することはできなかった。 (C) Getty Images



 現地時間12月6日に開催されたプレミアリーグ第11節で、トッテナムとのノースロンドンダービーに臨んだアーセナルは0-2と敗れた。13分にソン・フンミンの先制点を許すと、前半アディショナルタイムにカウンターからハリー・ケインに追加点を献上した。

 ケインのゴールシーンで注目されたのが、アーセナルのトーマス・パーテイがタッチライン際にいたことだ。負傷からの復帰戦で先発出場したトーマスは、チームが攻撃に転じた際に、足を痛めた様子を見せながらベンチに向かっていた。

 だがその後に、敵エリア内でアーセナルの攻撃が食い止められ、トッテナムがカウンターを発動する。このとき、ピッチ中央に大きなスペースができていたため、タッチライン際のミケル・アルテタ監督は、とぼとぼとベンチへ歩くトーマスを慌ててピッチに押し戻す。

 指揮官の指示を受け、トーマスは走り始めたものの、足を痛めてすぐにストップ。結局、ケインにゴールを決められ、ガーナ代表MFはダニ・セバジョスとの交代を余儀なくされた。

 試合後、アルテタは英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューで、「トーマスはアウトだ。足を引きずっている。痛いらしいんだ。そして我々は、あの大事なトランジションで選手をひとり失った」と話している。
 

「彼はピッチに倒れなければいけない。私はピッチにいてほしかった。あの状況でチームのためにできることを何でもしてほしかった。彼があの位置にいないとは誰も予想していなかった」

 さらにアルテタは試合後会見でも「彼をピッチに押し戻そうとした。彼はポジションを離れたときに、状況の重大さを分かっていなかったと思う」と続けている。

「おそらく、すごく痛かったからだろう。それを解決するために今の我々にできることはない。彼とはまだ話していない。どのようにしてそうなったのか、彼が本当に深刻なことだと感じたのか、はっきりと分からない。それを見て、話すよ」

 アルテタは、トーマスがピッチにとどまれば、カウンターを防げたという意見なようだ。いずれにしても、宿敵に敗れて15位に後退したチーム状況もあって、議論を呼びそうな発言だと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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