【J1ベストイレブン】バンディエラがMVPの川崎から最多の4選手!2位確定のG大阪からも3名を選出|33節

【J1ベストイレブン】バンディエラがMVPの川崎から最多の4選手!2位確定のG大阪からも3名を選出|33節

【33節のベストイレブン】



 今シーズンも残すところ2節となったJ1リーグは12月16日、各地で33節の6試合を開催した。ここでは、16日に行なわれた試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 圧倒的な戦績で優勝を決めた川崎フロンターレのバンディエラが、J1リーグのホーム最終戦で改めてその存在感を見せつけた。

 浦和レッズとのホーム最終戦で怪我からの復帰後初めてのフル出場を果たした中村憲剛は、CKからジェジエウにドンピシャで合わせるなど前半から随所で好パスを連発。1点ビハインドのなかでゲームを作ると、逆転して迎えた61分には小林悠との阿吽の呼吸を見せる。ノールックでペナルティエリア右角からクロスを送り、11番のダメ押し弾をアシストした。優勝決定後に勝ち切れなかったチームを精神的にも支え、ホームの観客に最後までその雄姿を見せ続けた中村を高採点の『7.5』で今節のMVPとした。

 川崎からはさらに3選手をピックアップ。守田英正は53分にプロ3年目にして念願のリーグ戦初ゴールとなるミドル弾を叩き込むなど、攻守で出色の出来を披露し、中村同様に『7.5』の高評価。三笘薫は相手守備陣を決壊させるドリブルを常にしかけ、59分にはヘディングで新人最多ゴールのタイ記録となる逆転弾を決め、単独トップとなる9回目の選出となった。その三笘のゴールをアシストした山根視来は、パスワークにもよく参加して右サイドを活性化、90分を通して仕掛け続けた。
 
 敵地で横浜FCを2−0で下して2位を確定させ、天皇杯出場権を獲得したガンバ大阪からは3選手をセレクト。1ゴール・1アシストと重要な試合で結果を残したパトリック、前半アディショナルタイムの斉藤光毅のシュートをファインセーブするなど守護神として立ちはだかった東口順昭、身体を張ったプレーだけでなくディフェンスリーダーとして声掛けを絶やさず周囲をリードした三浦弦太を選んだ。

 そのほか、積極的な攻撃参加から決勝点を呼び込んだサガン鳥栖の森下龍矢とともに、3名を初選出。1ゴール・1アシストをマークしチームを最下位から脱出させたベガルタ仙台の松下佳貴、最後の部分で身を挺して攻撃を防ぎ、完封勝利に貢献した柏レイソルの鎌田次郎、貴重な同点ゴールに献身的な守備も光った大分トリニータの澤優也だ。

【PHOTO】J1第33節“ベストイレブン”に選出された11人を厳選ショットで紹介!
 
【33節のベストイレブン】
GK
1 東口順昭(G大阪)6.5●8回目
どんなシュートが飛んできても最後は止める。前半アディショナルタイムの斉藤光毅のシュートをセーブしたプレーはまさに真骨頂。

DF
13 山根視来(川崎)6.5 ●6回目
見事だった。クロスで三笘薫の逆転ゴールをアシストし、90分を通して仕掛け続け、パスワークに入ることで川崎の右サイドを活性化させた。素晴らしい活躍ぶり。

5 三浦弦太(G大阪)6.5●3回目
ピンチは何度か迎えたが、チーム全体として最後の場面では身体を張ることが徹底されている。終始声掛けを絶やさず周囲を鼓舞した。

2 鎌田次郎(柏)6.5●初選出
浅野のマークが遅れる場面もあったが、最後のところで粘り強く守る。存在感を示す試合になった。

28 森下龍矢(鳥栖)6.5●2回目
後半に入って積極的に攻撃参加。ボールカットからドリブルで駆け上がったオーバーラップが決勝点を呼んだ。
 
MF
6 守田英正(川崎)7.5●2回目
プロ3年目にして決めた念願のリーグ戦初ゴールは技巧的な同点弾。この得点場面を筆頭に、攻撃時には積極的に前線に関わりチャンスを演出。守備においては最終ラインに吸収されてパスワークに加わり、局面の打開をフォローした。出色の出来だった。

8 松下佳貴(仙台)7●初選出
中盤でのボール奪取も多く、シンプルな配球や裏へのパスでチャンスを作りながら1ゴール・1アシストを記録。シュートのクオリティも非常に高かった。

14 中村憲剛(川崎)7.5●2回目
小林悠のゴールをアシストしたノールックパスは見事。今季初めて開通したホットラインで、浦和にとどめを刺した。時折見せた攻撃にアクセントをつけるパスは健在。また小林などと連動した前線からの守備で浦和の攻撃を制限した。リーグ戦では現役最後の等々力で、復帰後初めてのフル出場。責任を果たした。

FW
31 澤優也(大分)6.5●初選出
CKの流れから挙げた前半終了間際の同点ゴールは大きかった。ハイプレスや自陣に戻ってクロスを阻むなど守備にも献身。後半ポスト直撃弾も放った。

18 パトリック(G大阪)6.5●3回目
結果的には1ゴール・1アシスト。1点目はとっさに頭で反応し、倉田秋のゴールにつなげ、2点目は嗅覚を生かし押し込んだ。

18 三笘 薫(川崎)7.5●9回目
前半からドリブルで浦和の右サイドを圧迫し、何度となく決壊させた。また59分に前節の反省を生かして逆転ゴールを頭で押し込む。これが新人最多ゴールのタイ記録の得点となった。

※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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