「レオナルドとは緊張関係にあった」トゥヘルの名参謀がパリSG電撃解任の舞台裏を暴露「クリスマス間近に…」

「レオナルドとは緊張関係にあった」トゥヘルの名参謀がパリSG電撃解任の舞台裏を暴露「クリスマス間近に…」

レオナルドと緊張状態が続いていたというトゥヘル。その解任劇の舞台裏が明らかになった。 (C) Getty Images



 志半ばで首を切られたトーマス・トゥヘルは、パリ・サンジェルマンに怒り心頭なようだ。

 昨年12月29日に「色んなことの積み重ね」という曖昧な理由で更迭されたトゥヘル。前半戦に3連覇中のリーグ・アンで首位リヨンに後れを取っていたとはいえ、差はわずか1ポイントだっただけに、ドイツ人指揮官はやるせない想いを抱えている。

 パリ・サンジェルマンが後任としてマウリシオ・ポチェティーノの招聘を発表した現地時間1月3日、ハンガリー紙『Nemzeti Sport』でトゥヘルの気持ちを代弁したのは、アシスタントコーチを務めていたジョルト・レーブだ。

 現役時代にはハンガリー代表としても活躍したトゥヘルの名参謀は、「数か月前から、(スポーツディレクターの)レオナルドとトーマスの間に緊張があったことをみんなが知っている。言い換えれば、この解雇は青天の霹靂ではなかったんだ。正直言って、あの状況が長く続くはずがない」と解任の舞台裏を明かした。
 
「そして、クリスマス間近の12月23日に我々は驚かされた。4-0で勝って2021年も頑張ろうとしていたストラスブール戦の後だった。レオナルドから『トーマスは続投しないことになった』と言われたんだ。

 大きな困難を乗り越え、クラブもチャンピオンズ・リーグの決勝まで行く歴史的な成功を収めただけに、理解しがたいものだった。我々が抱えていた怪我人や新型コロナウイルスの影響を考えれば、自分たちがやっていたことは偉業だったと思うからね」

 さらに「我々は頑張っていた。報われるべきだった」と強調したレーブは、「トゥヘルも嘆いている」と続けた。

「もし、解任騒動の後にパリから『君は残ってくれ』と頼まれても残留しなかったね。それは私の考えがトーマスに続くというものだったからだ。私は過去にレットブル・ザルツブルクとRBライプツィヒの監督になるチャンスもあったが、それを断ってきた。誰かと共に戦うなら、悪い時も一緒でなくてはいけない。我々には強いつながりがある。私も彼を信じたし、彼も私を信じてくれた」

 予想外の形で“花の都”を追われたトゥヘル。まだ、47歳と若いだけに、良き理解者であるレーブと共に新天地での活躍に期待したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

関連記事(外部サイト)