最長18か月!英紙が重い出場停止処分を紹介。“カンフーキック”カントナ、“噛みつき”スアレス…レジェンドたちの“罪状”は?

最長18か月!英紙が重い出場停止処分を紹介。“カンフーキック”カントナ、“噛みつき”スアレス…レジェンドたちの“罪状”は?

過去に重い出場停処分を受けた(左から)スアレス、カントナ、バートン。(C) Getty Images



 現地時間1月17日、世界中に衝撃のニュースが流れた。バルセロナの大エース、リオネル・メッシの暴力行為による退場処分だ。舞台はスーペル・コパの決勝、アスレティック・ビルバオ戦で、2-3とリードされ迎えた延長後半アディショナルタイムだった。フラストレーションの溜まっていたメッシは敵のFWアシエル・ビジャリブレの頭を叩いてしまったのである。

 一部では最長12試合の出場停止とも言われたが、20日に正式に処分が発表され、出場停止は2試合とされた。ただ、クラブ側はこれを不服とし、控訴すると表明している。そんななか英紙『The Sun』ではこの機会に、過去の出場停止処分の歴史を振り返っている。

 今回名前が挙がったなかで、最長なのがバーンリーに所属していた元イングランド代表MFジョーイ・バートンだ。“悪童”とも称された彼は、2017年に賭博行為が明らかになり、18か月という重い処分を受けた。その後控訴により期間は短縮されたが、彼がプレーすることは二度となかった。

 次いで登場したのが、昨年惜しくも享年60歳で逝去したディエゴ・マラドーナ。数々の破天荒な行動で知られるアルゼンチンのレジェンドは、1994年のアメリカ・ワールドカップ時に、覚せい剤の使用が発覚。15か月の出場禁止処分を受け、華々しい代表のキャリアに終止符が打たれた。

 3位となったのは、元フランス代表FWエリック・カントナ。1995年、クリスタル・パレスのファンを“カンフーキック”したことで受けた9か月の処分は、史上最も有名な出場停止処分のひとつである。本人はファンから「母国に帰れ」と言われ、フランス人であることを揶揄されたと主張している。

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 以降は嘲笑したとして試合のウォーミングアップ中にファンの頭を蹴った元フランス代表DFパトリス・エブラ(7か月)、2014年のブラジル・ワールドカップでイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛みつき、世間を大きく騒がせたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(4か月)などが続いている。

 珍しい例では、強暴ぶりから「ハードマン」と呼ばれた元ウェールズ代表MFヴィニー・ジョーンズが、1992年に自身の過激なプレーシーンを収録したビデオを発売し、6か月の罰を受けている。

 なお、アマチュアにも視野を広げてみると、昨年9月にロンドンで行なわれた試合で審判に暴行を働いた選手が10年間の出場停止処分に。名前等は明かされていないが、スペイン紙『Marca』などでは「FA(イングランドサッカー協会)によれば、史上最長のペナルティ」だと報じている。

今回『The Sun』で紹介された出場停止処分は以下の通り。

1 ジョーイ・バートン(18か月/2017、賭博行為)
2 ディエゴ・マラドーナ(15か月/1994、ドーピング検査陽性)
3 エリック・カントナ(9か月/1995、ファンへの暴力行為)
4 マーク・ボスニッチ(9か月/2002、ドーピング検査陽性)
5 リオ・ファーディナンド(8か月/2004、ドーピング検査欠席)
6 パトリス・エブラ(7か月/2017、ファンへの暴力行為)
7 アドリアン・ムトゥ (7か月/2004、ドーピング検査陽性)
8 ヴィニー・ジョーンズ(6か月/1992、違法行為)
9 ルイス・スアレス(4か月/2014、相手選手への暴力行為)
10 パオロ・ディ・カーニオ(11試合/1998、主審への暴力行為)
11 ロイ・キーン(8試合/2001、相手選手への暴力行為)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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