「6ゴールの吹雪で世界王者が風邪をひいた」堂安ら昇格組ビーレフェルトの大健闘に世界称賛!「ワイルドなライド」

「6ゴールの吹雪で世界王者が風邪をひいた」堂安ら昇格組ビーレフェルトの大健闘に世界称賛!「ワイルドなライド」

真っ白に染まったピッチで、ボールを奪い合う堂安。(C)Getty Images



 現地時間2月15日、堂安律と奥川雅也が所属するビーレフェルトは、バイエルン・ミュンヘンと敵地アリアンツ・アレーナで対戦。壮絶な打ち合いを演じ、世界中から熱視線を浴びている。

 大雪が降るなか、堂安は先発、奥川はベンチスタートとなったこの一戦。戦前の予想では、4日前にクラブ・ワールドカップで優勝を果たし、6冠を達成した絶対王者に対し、下位に沈む昇格組は圧倒的不利と思われた。ただ、ゲームを動かしたのはビーレフェルトだった。

 開始9分、ミシェル・フラプが、難攻不落の相手守護神マヌエル・ノイアーの牙城を崩すと、37分にもCKからピーパーがヘッドで叩き込み、なんと2点をリードする。

 しかし直後の42分、堂安が脚部の痛みを訴え、途中交代というアクシデントが発生。開幕から全試合先発を続け、セットプレーのキッカーも務めていた主軸の負傷に小さくない動揺が走るなかで、後半開始直後の48分には、リーグ得点ランキングを独走するロベルト・レバンドフスキに1点を返されてしまう。
 
 ただ、ビーレフェルトも失点からわずか1分後に、堂安と代わって入ったセドリク・ゲバウアーがリードを再び2点とするゴールを奪うが、アウェーチームのペースはここまで。以降は防戦一方となり、57分にコランタン・トリソのゴールで1点差に迫られると、69分ついにアルフォンソ・デイビスに同点弾を許してしまう。

 それでも、その後の猛攻はなんとか耐えた結果、3-3のドローに持ち込み、残留に向け敵地で貴重な勝点1を獲得している。

 合計6発が飛び交ったド派手な乱打戦に、現地サッカー専門誌『kicker』は、「ミュンヘンでのワイルドなライド」と見出しを打ち、「バイエルン対ビーレフェルトの名勝負」と評価。また、英紙『The Sun』でも「6ゴールの吹雪のなか、世界王者がクラブ・ワールドカップからブンデス復帰で風邪をひいてしまった。12年ぶりに昇格した“小魚”たちは、一時衝撃の2点リードを奪ったのだ」と昇格組・ビーレフェルトの健闘を称えている。

 世界王者の凱旋試合で、大きなインパクトを残したビーレフェルト。19日の次戦、ヴォルフスブルク戦では今回得た自信を糧に、勝点3を掴み取ることができるか。堂安の復帰と、持ち越しとなった奥川の新天地デビューにも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】雪中の壮絶な乱打戦!堂安も出場した世界王者凱旋試合はこちら

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