「日本の天才の成長が止まった」燻る久保建英の現状に懸念が拡大「ドリブルだけでは戦術的に…」

久保建英が3試合連続のベンチスタート 「クオリティはドリブルに限定」と厳しい評価

記事まとめ

  • ラ・リーガ第24節のベティス戦で、ヘタフェの久保建英は3試合連続のベンチスタート
  • 久保は81分にようやく投入されたが、決定的な役割は果たせなかった
  • 「タケのクオリティはドリブルに限定されている」と、厳しい評価がくだされている

「日本の天才の成長が止まった」燻る久保建英の現状に懸念が拡大「ドリブルだけでは戦術的に…」

「日本の天才の成長が止まった」燻る久保建英の現状に懸念が拡大「ドリブルだけでは戦術的に…」

出場時間を求めて移籍したヘタフェで、久保の序列が低下している。(C)Getty Images



 現地時間2月19日に行なわれたラ・リーガ第24節のベティス戦で、ヘタフェ久保建英は3試合連続のベンチスタートとなった。81分にようやく投入され、短い時間で何とか局面を打開しようと試みたものの、決定的な役割は果たせなかった。

 チームも終盤のPKによる失点で0−1と敗れ、泥沼の4連敗(6戦勝ちなし)となっている。

 移籍後初戦となったエルチェ戦で2点に絡むなど、加入して最初の2試合では輝きを放った久保だが、その後はチームの低迷とともに存在感が低下。従来の守備的な戦術に回帰したこともあり、序列が下がってしまった。

 19歳のこうした状況に注視しているのは、スペインや日本のメディアだけではないようだ。アフリカに関する情報を中心に発信している『Afrique Sports』は2月22日、久保のリーガでのここまでの歩みと現状をレポートしている。

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 記事は「2019年8月にレアル・マドリーからマジョルカにレンタルされた“日本のメッシ”は、降格を回避することができなかった。ここから状況は一変した」と綴り、こう続けている。

「今シーズンはビジャレアルへレンタルされたが、ウナイ・エメリ監督の下で290分しかプレーできなかったため、出場時間を求めて冬の移籍市場でヘタフェへローンされた。ただ、結局同じことだった。若き日本の天才は期待通りに機能していない。スペインの巨人(マドリー)の上層部は、本当に心配し始めている状況だ」

 さらに、「クボはもう成長していない」とし、ラ・マシア(バルセロナの下部組織の総称)時代にともにプレーしていたアンス・ファティとの比較を展開。18歳のスペイン代表FWを「シーズンの初めに怪我をするまでは、ロナルド・クーマンのシステムの中心的存在だった」と紹介した一方で、久保に対しては厳しい評価を下している。

「タケのクオリティはドリブルに限定されており、戦術的な規律を見せられていない。もう一つの欠点は、日本のクラッキは守備的な義務を果たしておらず、1対1では弱すぎると考えられている。エメリやホセ・ボルダラス(ヘタフェ指揮官)は、彼抜きで守備をやらなければならない」

 記事は最後に、「もう“ジャパニーズ・メッシ”は彼の愛称に値しないのか?」と問いかけている。

 “日本の至宝”がこの壁をどう乗り越えるのか。世界が注目している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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