「面白そうなCL決勝のカードは…」Hey! Say! JUMP薮宏太に独占インタビュー!「山田はエースストライカー、伊野尾は――」

「面白そうなCL決勝のカードは…」Hey! Say! JUMP薮宏太に独占インタビュー!「山田はエースストライカー、伊野尾は――」

パリSG(左)マンチェスター・シティ(右)のファイナルになれば、その時点で初優勝が確定。はたして、決勝のカードは!? (C)Getty Images



 実現したのは、ゴールハイライトや選手の最新情報などをお届けするWOWOWのオリジナル番組『チャンピオンズリーグダイジェスト!』でMCを務める薮宏太氏のインタビューだ。決勝トーナメントの見どころや意気込みを訊いた(編集部・注/インタビューは2月19日に実施)。
 
――◆――◆――
 
――ズバリ、今シーズンのチャンピオンズリーグはどこが優勝すると思いますか?
 
「すごい難しいな(笑)。昨シーズンは(ラウンド・オブ16以降が中立地での)一発勝負という戦いのなかで、バイエルンのレベルが少し違ったなと感じたんですけど、ホーム&アウェーの戦いに戻ってまた変わってくると思うんですよね。90分が180分になるわけですから。う~ん、優勝? ちょっとムズいなぁ(笑)」
 
――パリ・サンジェルマンはどうですか? バルセロナ相手に(ラウンド・オブ16の)第1レグで圧勝して良いスタートを切れたように思えますが。
 
「そうですね。昨シーズンの決勝(0-1でバイエルンに敗戦)も前半とか悪くなかったですし。ノイアーが凄すぎただけで、点が入っていてもおかしくなかった。ネイマールも今シーズンこそはと、特別な想いがあるんじゃないですかね。自分がいるうちにパリを初優勝させたいと。その気持ちは人一番強いと思います」
 
――では、優勝してほしいチームは? マドリーのファンだとお伺いしましたが。
 
「やっぱりマドリーですかね(笑)。それかユベントス。ロナウド好きっていうのもあるんですけど、ピルロ監督に注目してまして。ジダンが就任1年目でマドリーを頂点に導いたような偉業を、彼にも成し遂げてほしいです。あとはブッフォン。試合に出られるかはわからないですけど、現役のうちにブッフォンがビッグイヤーを掲げる姿を目に焼き付けたいという想いは、一サッカーファンとしてはありますね(編集部・注/ユベントスはポルトに敗れ、ラウンド・オブ16敗退が決定)」
 
――今シーズンのマドリーについては、どう思いますか? 
 
「国内リーグではあまり調子が良くないですね。まあ、怪我人が多いってのもあるんですけど。ただ、チャンピオンズリーグは別物なので」
 
――逆にそのチャンピオンズリーグで勝てないと、ジダン監督の去就問題に発展する危険もあります。
 
「監督がロペテギからソラーリに代わって、その後を引き継いだ(19年3月の)時点で、難しい仕事だっていう覚悟はあったと思いますが、昨シーズンは見事にリーグ優勝に導いてみせましたし、期待はしています。ジダンの長期政権も見たいですね」
 
――初優勝チームが出るかというところも、見どころのひとつになってくると思いますが、例えばマンチェスター・シティあたりはどうですか?
 
「いま国内リーグでめちゃめちゃ調子いいですからね。アグエロ、デ・ブルイネと超中心の2人が(怪我やコロナ感染で)いないなかでも、新しいスタイルと言いますか、ゼロトップで勝ち続けていて、まだ進化するのかっていう(笑)。そういうものを提供し続けるペップの凄さは感じますし、シティが唯一獲れていないタイトルなので、今シーズンはかなり懸けている印象もあります。

 ただ、シティ・サポーターの友達が言っていたんですけど、すごいジレンマがあるんですって。チャンピオンズリーグを獲ったら、グアルディオラがいなくなっちゃうんじゃないかって(笑)。だけど勝ってほしい、みたいな。序盤戦こそ取りこぼしはありましたけど、本当に強いです。パリとシティの決勝になったら面白そうですね。その時点で初優勝が確定なので」

――サッカーが好きになったきっかけは?
 
「なんだろう、小さい頃にJリーグが開幕して、一番身近に感じられたスポーツ、カッコイイと思えたスポーツがサッカーだったんですよね。で、実際にやってみたいとも思うようになって。自然な流れでした」
 
――大学の卒業論文は、サッカーを題材に書かれたとか?
 
「はい、『地域密着型のサッカー文化を生み出す背景』というテーマで書かせていただきました。Jリーグも地域密着という点に重きを置いていると思うんですけど、僕はスペイン・サッカーに興味があったので、その根源みたいな部分を調べてみようかなと。興味深かったのは、サッカーをスポーツとしてはもちろん、文化としても捉えているところです。例えば日本だと、サッカー観戦ってまだ特別なイベントを観に行くって感覚があるじゃないですか。ハードルが少し高いというか。そうじゃないんですよね、スペインは。完全に生活の一部になっていて、素敵な環境だとあらためて思いました」
 
――芸能界や同じ事務所内に、サッカーを語り合う先輩や後輩、仲間がいれば教えてください。
 
「うち(Hey! Say! JUMP)のメンバーの知念(侑李)もけっこうサッカーが好きで、毎週、深夜まで観ていますよ。あ、それこそ知念とはチャンピオンズリーグの決勝を2年前に観に行きました。リバプール対トッテナム戦。会場がワンダ・メトロポリターノ(マドリード)だったので、ついでにサンティアゴ・ベルナベウ(R・マドリーの本拠地)のスタジアムツアーも行っちゃいました。ドレッシングルームでジダンの真似をして写真も撮りましたよ(笑)」
 
――仮に『Hey! Say! JUMP』のメンバーでチームを構成するとしたら、誰がどのポジションに相応しいか、タイプや性格などを踏まえて教えていただけますか? まずは、ご自身から。
 
「僕は完全にレジスタですね。俯瞰で物事を見て、バランスを取ったりしながら、でも自分がやるべき仕事もしっかりこなすような、そう、モドリッチみたいな役割(笑)」
 
――エースストライカーは?
 
「山田(涼介)ですね。パスを出せば、しっかり決めてくれるので」
 
――ラストパスを出すチャンスメーカーは誰ですか?
 
「有岡(大貴)ですかね。機転が利いて、ファンタジスタ的な一面もありますから」
 
――運動量や献身性が求められるサイドバックを任せるなら?
 
「うーん、髙木(雄也)で。難しいなぁ(笑)」

――他のメンバーは、どうですか。
 
「伊野尾(慧)は、超スーパーサブでしょ(笑)」
 
――レギュラーじゃないんですか?
 
「はい、ジョーカーですね。流れを変えてくれる存在という意味で。(八乙女)光は前線で使いたいかな。彼もけっこうファンタジスタなので。でも、「なぜそこを決めない!!」という時もたまにあって、だから、(パトリック)クライファートみたいな。凄いスーパーゴールを決めたりするんですけど、あと押し込むだけっていうシュートをふかしちゃったり、ダフっちゃったりするタイプですね(笑)。知念はゴールキーパー。体操もやっていて身体能力がとてつもなく高いんです。クロスバーを使って大車輪しはじめたら困りますが(笑)」
 
――中島さんは?
 
「中島裕翔は、スマートなセンターバックという感じかな。ネスタとか、ベッケンバウアーのような。上背もありますし、インテリジェンスな部分も持ち合わせていて、ただ守るだけじゃなくて、がむしゃらに行くわけでもなくて、でもしっかり相手の歩幅とかボールの位置を見極めてかっさらっていく、そんなタイプですかね(笑)」
 
――最後の質問です。今後、サッカーにどう携わっていきたいとか、番組MCとしての目標はありますか?
 
「まずサッカーの発展に貢献したいという気持ちが一番にあります。MCとしては、僕は解説ができるわけではないので、自分だからこそ伝えられる情報というものを模索していきたいですね。視聴者に近い立場でもあるので、ファンの方々が試合やダイジェストを観たときに浮かんだクエスチョンマークを、どう解消していくか、回答をどう解説者から引き出していけるか。そういう『答え合わせ』ができるのも番組の良さであり、MCの役割だと思っているので、そこは忘れないようにしています。あと有名なチームや選手が取り上げられがちですけど、いろんなチームのファンの方がいるはずなので、あまり一辺倒になりすぎず、『あ、そこ掘り下げるんだ』、『その選手を取り上げてくれるんだ』っていうところも大切にしていきたいです」
 
取材・文●加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト編集長)

PROFILE
薮宏太(やぶこうた)/1990年1月31日生まれ、神奈川県出身。ジャニーズ事務所所属。2007年9月に結成した『Hey! Say! JUMP』のメンバーとして活動しながら、個人としてもドラマや舞台、バラエティーなどマルチに活躍中。WOWOWのサッカー情報番組『リーガダイジェスト!』と『チャンピオンズリーグダイジェスト!』のMCを務めている。
 
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年3月18日号より転載
 

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