「決めていれば…」最終節で決定機逸の南野拓実を現地メディアが糾弾。プレー全体は「良い試合のひとつ」だったが…

「決めていれば…」最終節で決定機逸の南野拓実を現地メディアが糾弾。プレー全体は「良い試合のひとつ」だったが…

カウンタ―で迎えた決定機を逃し、南野は天を仰いだ。(C)Getty Images

5月23日(現地時間)、プレミアリーグ最終節が行なわれ、サウサンプトンは0-3でウェストハムに敗れた。

 ヨーロッパリーグ出場権を狙うホームの「ハマーズ」と、すでに1部残留を決めて目標のない「セインツ」の一戦だが、最初にビッグチャンスを得たのは後者。11分にカウンターから南野拓実が相手GKウカシュ・ファビアンスキーと1対1となり、相手の飛び出しに合わせてボールを浮かせてシュートしたが、ボールはわずかに枠外に転がっていった。

 その後も得点機を迎えるも活かせず、逆に30分からの3分間でパブロ・フォルナルスの2ゴールを許したアウェーチームは、後半に交代策から膠着状態を打開し、惜しい場面を作るもやはり得点には至らず、86分には3点目を献上。欧州行きを決めたホームチームの歓喜を目の当たりにする羽目となった。

 2試合ぶりにスタメンに名を連ねた南野は、前述の決定機の他にも、幾つか惜しい場面を迎え、25節チェルシー戦以来のゴールに近づいたものの、サウサンプトンでの3点目、今季公式戦での7点目を奪うことはできず、62分にネイサン・テラとの交代で今季最後の戦いを終えた。

 現地メディア『Hampshire Live』は、この試合での南野について「このリバプールからのレンタル選手は、試合序盤に先制のチャンスを得たが、浮かせたデリケートなシュートはわずかにゴールポストの外に逸れた」と決定機逸に言及するも、「今日は彼にとっては良い試合のひとつだった」とポジティブに評し、採点も10点満点中の「6」と及第点となった。
  一方、英国専門メディアの『90min』は「比較的明るいスタートを切ったが、このレンタル期間中によく見られたように、ウェストハムがリードした後は徐々に衰退していき、途中交代を余儀なくされた」と厳しい評価。採点では、他の大多数の選手同様10点満点中の「5」にとどまっている。他では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』がチーム最低タイの「6」、英公共放送『BBC』のファン投票による採点では試合出場14人中の10番目となる「4.57」だった。

 この試合の南野については、やはり決定機に焦点が当てられてしまっており、『Sky Sports』は動画付きでこの場面を紹介。日刊紙『Daily Mail』は「南野がリードする2度のチャンスを逃した」と報じ、さらに「もし彼のシュートがポストの数インチ外に外れることがなければ、この試合は別の結果となっていたかもしれない」と指摘した。

 同じく惜しい場面でシュートを外したカイル・ウォーカー=ピータースとともに、厳しい目を向けられることになってしまった南野。今季、リバプール時代を含めて公式戦27試合出場6得点という成績を残し、ひとまずセインツでのラストマッチを終えた彼に対しては今後、その去就に対して多くの注目が集まることになる。

構成●THE DIGEST編集部

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