南野拓実の負傷離脱でリバプール地元メディアが前線の“駒不足”に警報「頭痛を患うこととなった」

南野拓実の負傷離脱でリバプール地元メディアが前線の“駒不足”に警報「頭痛を患うこととなった」

代表活動中に負傷した南野。早期に復帰して出番をつかみたいところだが…。(C)Getty Images

カタール・ワールドカップ・アジア最終予選に参戦していた日本代表の南野拓実は左大腿部の違和感により、9月4日、チームを離脱したことが日本サッカー協会から発表された。

 リバプールに戻った南野については、地元紙『Liverpool Echo』が「深刻なものではない」と報じているが、ロベルト・フィルミーノも代表ウィーク前に負傷した中で、攻撃陣への負担がさらに増すことを同メディアは懸念。「夏の移籍市場で前線の新たな戦力を補強しなかったことに、改めて光が当てられることになってしまった。リバプールは今、南野がすぐに戦線に戻ることを望んでいる」と綴っている。

 これについては、プレミアリーグ再開後に最初に対戦することになるリーズ(9月11日)の地元メディア『Leeds Live』も言及しており、「南野が日本代表から早期の復帰を果たした後、リバプールはエランロードでの対戦に向けて“頭痛”を患うこととなった。彼の負傷はユルゲン・クロップ監督に問題を引き起こし、指揮官のFWのバックアップのオプションは大幅に減少している」と報じた。

 リバプールのFW陣といえば、モハメド・サラー、サディオ・マネ、フィルーノにディオゴ・ジョッタの「ビッグ4」が今季も開幕から破壊力を見せつけており、プレミアリーグの3試合において、ベンチ入りした南野には1分間の出場機会すら与えられていない。しかし、一方でバックアッパーに名を連ねているのは南野とディボック・オリギしかおらず、今回のように怪我人が出れば、すぐに駒不足という問題が生じてしまう状況にある。
  その南野やオリギについても、スポーツ専門チャンネルの『Sky Sports』は「南野は2020年1月の加入以降、リーグで1度しかゴールを決めておらず、オリギも昨季は無得点。こういった選手が、ピッチに立たざるを得ない状況は、チームにとって良い兆候ではない」と厳しく指摘。またリバプールの専門メディア『LIVERPOOL.COM』は、ジョッタについても、常に怪我の不安を抱えているという意味で「頼れない」という。

 この層の薄さをカバーするために同メディアが可能性を示唆したのは、「アレックス・チェンバレンを“ナンバーナイン”として起用する」。「十分に駒が揃っている」リバプールのMFの中では「守備面がチームで最も弱い」というチェンバレンだが、一方で「最高のフィニッシャー」であり、セルヒオ・アグエロに次ぐ得点率を誇っており、前線でも十分に使えるという。とはいえ、やはりこれはチームとして「健全」とは言えず、リバプールは根本的な解決策を今後も模索することになるだろう。

 ちなみに専門メディア『ROUSING THE KOP』は、南野の負傷を受けてのレッズファンの反応に注目。SNS上の「代表ウィークはいつも負傷者を連れてくる」「怪我人が集まり始めた。そして今後も続いていく」「昨季はCB問題で、今度はFWかよ……」「バックアップはオリギだけ? そりゃ、すごい」「(ジェームズ・)ミルナーを9番に!」といった投稿を紹介している。

構成●THE DIGEST編集部

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