「60年は語られる」リバプールvsマンCの珠玉の攻防戦にペップとクロップも“自画自賛”「これぞプレミアリーグだ」

「60年は語られる」リバプールvsマンCの珠玉の攻防戦にペップとクロップも“自画自賛”「これぞプレミアリーグだ」

ガッチリと握手をかわしたクロップ(左)とグアルディオラ(右)。その表情が試合の充実した内容を物語っていた。(C)Getty Images

至高のバトルだった。現地時間10月3日に行なわれたプレミアリーグ第7節、リバプールの本拠地アンフィールドにマンチェスター・シティが乗り込んだ一戦だ。

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 戦前から両軍指揮官が「重要な戦いになる」と位置付けた文字通りのビッグゲーム。その均衡を破ったのはリバプールだった。序盤からマンチェスター・Cに主導権を握られながらも、何とかスコアレスでハーフタイムを迎えたレッズは、59分に鋭いカウンターから一矢を見舞う。ハーフウェーライン付近から右サイドを突破したモハメド・サラーが、敵ゴール前にラストパス。これに駆け込んだサディオ・マネが、相手守護神エデルソンとの勝負を制した。

 先手を取られたマンチェスター・Cだったが、すぐさま反攻。69分に自陣から速攻に転じたガブリエウ・ジェズスのパスを受けたフィル・フォデンが、左足で同点弾をねじ込んだ。

 どちらもインテンシティを落とさず、球際で激しい肉弾戦を見せる。そんな攻防戦に俄然盛り上がるアンフィールド。それをより興奮の坩堝と化させたのは、リバプールとマンチェスター・Cの大黒柱だった。

 76分にモハメド・サラーが4人抜きで鮮やかな勝ち越し点をリバプールにもたらせば、そのわずか5分後にケビン・デ・ブルイネが左足で値千金の一撃を炸裂させ、マンチェスター・Cがふたたび同点とした。

 結局、試合は2-2で終了。互いに勝点1を分け合ったのだが、試合後、英公共放送『BBC』のフラッシュインタビューに応じた両指揮官の表情は充実感に満ちていた。
  リバプールのユルゲン・クロップ監督が、「非常にエキサイティングなゲームだった。きっとこれを見た人々は50年後、60年後も語り継ぐと思う。それぐらいに本当にいい試合だった」と興奮気味に語れば、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラも「なんという試合だろうね……」と燃え尽きたかのように振り返った。

「この試合までの1週間は強敵を相手にした素晴らしいものだった。そして今日は信じられないパフォーマンスを披露できた。アンフィールドはいつだってアンフィールドだし、簡単じゃない場所だ。でも私はこの雰囲気を味わえることを光栄に思う。今日のような試合を私は愛している。これこそがプレミアリーグが世界最高だとされる理由だよ」

 名将が揃って唸った珠玉のバウト。両軍が見せつけたパフォーマンスは、世界最高峰ともいわれるリーグが何たるかを如実に物語るものだった。

構成●THE DIGEST編集部

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