「クレバーなフィニッシュ」古橋享梧の“胸ゴール“に多くの現地メディアが最高評価!守備での貢献にも賛辞「チームの動きを変えた」

「クレバーなフィニッシュ」古橋享梧の“胸ゴール“に多くの現地メディアが最高評価!守備での貢献にも賛辞「チームの動きを変えた」

古橋のパフォーマンスに賛辞の声が続々。攻撃だけでなく、守備面での貢献度が高いのも彼の特徴だ。(C)Getty Images

現地時間10月3日、スコットランド・プレミアリーグの第8節が行なわれ、セルティックは敵地でのアバディーン戦を2-1で制した。

 直近の公式戦5試合で3敗を喫するなど不振のセルティックに、リーグ3連敗中のアバディーン相手に先制点をもたらしたのは、先月のカタール・ワールドカップ予選の中国戦で右膝を傷め、先週木曜日のヨーロッパリーグ・レバークーゼン戦で復帰したばかりの古橋享梧だった。11分、デイビッド・ターンブルの右からのクロスを、反応良く胸で押し込んだ日本代表FWにとっては、今季公式戦通算8点目のゴールとなった。

 セルティックはその後、56分に追いつかれるものの、84分にパスワークで左サイドを崩し、カルビン・ラムゼイが入れたクロスを、この試合でクロスバーをヒットする鋭いミドルを放つなど存在感を示していたジョッタが合わせて勝ち越し。リーグ、公式戦ともに3試合ぶりの勝利を飾った。

 これに少なからぬ貢献を果たした古橋は試合後、自身のSNSで「この感じ!」(英語)「貴重な勝点3を掴みとりました! 積み重ねを大切にチーム全員でハードワークを継続していきます、応援ありがとうございました」(日本語)と投稿し、喜びと感謝の意を表わしている。

 そんな彼に対し、アンジェ・ポステコグルー監督は「キョウゴは全ての試合で常に相手にとって脅威であり、問題を引き起こす。そして、ゴールを挙げるための手段も多く持ち合わせている。これまでのところ、非常に歩みは順調だ」と称賛したが、加えて「ゴールを奪うためには、(古橋だけでなく)より多くの脅威が必要だ」と、チームとしての課題も挙げている。
  現地メディアは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が「躍進する古橋の11分のゴールでアウェーチームがリードを奪った。この日本人FWは今夏の加入以来、11試合で8ゴールを挙げている」、日刊紙『Daily Record』が「ターンブルのピンポイントクロスをクレバーに合わせ、GKガリー・ウッズの牙城を崩した」、そして『Irish Times』が「古橋は(マーカーの)デイビッド・ベイツの背後にうまくスペースを見つけ、至近距離からホームチームのゴールに向けて頭を振った」と、それぞれ古橋のゴールを報じた。

 また彼への評価では、専門メディア『footballscotland』が10点満点での採点でチーム単独最高の「8」を与えている。その理由は「このストライカーは、前線からの執拗なプレッシングによって、チーム全体の動きを変えた。攻撃では、クレバーなフィニッシュで先制点をゲット。セルティックにとっては非常に大きな存在だ」ということで、守備面での貢献ぶりも認められた。

 他では、『THE CELTICS STAR』がジョッタに次いで2番目に高い「7」で、寸評では「世の中には、確実なこともある。そのひとつがキョウゴのゴールだ。チームの解決策はすぐそこにある。彼にボールを渡せばいい。そうすれば、彼は我々にゴールを与えてくれる」、そして『THE CELTIC WAY』が「センセーショナルなゴール。この日本人の攻撃への影響力や貢献ぶりは計り知れない。その執拗なチェイスと献身的な姿勢には感心するばかりだ。彼はゴール前の捕食者である」として最多タイの「7」を与えている。

 文句なしの結果によって、チーム、首脳、ファンから絶大な信頼を勝ち取った古橋。ゆえに、ここから日本代表に合流する彼に対し、「先月の代表ウィークは私にとって素晴らしいものではなかった。とにかく選手が怪我をしなければ、私は幸せだ」(ポステコグルー監督)、「また怪我をするのか……」「冗談だろ?」「必要のない招集だ」「別の怪我が手招きしている……」(専門メディア『THIS IS FUTBOL』が紹介した古橋の追加招集に対するSNSへのファンの投稿)といった不安やネガティブな声が上がるのも理解はできるというものだ。

構成●THE DIGEST編集部

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