「ディエゴは1%も勝っていない」名守護神チラベルトがメッシとマラドーナの“比較論”に参戦!「レオは完全に予測不可能」

「ディエゴは1%も勝っていない」名守護神チラベルトがメッシとマラドーナの“比較論”に参戦!「レオは完全に予測不可能」

稀代の天才であるメッシ(左)とマラドーナ(右)。この両雄を南米屈指のユニークGKが比較した。(C)Getty Images

「あのレジェンドと現役最強のエースはどちらが優れているのか」――。スポーツ界で絶えず話題となってきたトピックだ。とりわけ多士済々のサッカー界では、往年の名手と現代のスターの比較論争は常に話題の的になり、人々の興味や関心を集めてきた。
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 数多の名手たちが論じられてきたなかで、おそらく最も比較されてきたのが、ディエゴ・マラドーナとリオネル・メッシの両雄だろう。

 ともにアルゼンチンを代表するメガクラッキであり、伝統のナンバー10を背負ったカリスマだ。さらに170センチに満たない小柄なドリブラーで、レフティーというところまで類似する。ゆえに2006年以降にメッシが世界的な台頭を見せ始めてからは、マラドーナとの優劣論争が盛んにサッカー・ファンの間で交わされてきた。

 そんなホットな話題に新たに切り込んだレジェンドがいる。元パラグアイ代表守護神のホセ・ルイス・チラベルトだ。

 現役時代のチラベルトもまた、ユニークな選手だった。GKでありながら、セットプレーのキッカーを任され、通算67ゴールを決めている。そんな南米屈指の個性派守護神がアルゼンチンの二大クラックの比較論に参戦したのだ。

 現地時間10月6日に、アルゼンチンの放送局『Tyc Sports』の番組「Libero」に出演したチラベルトは、「私は前を向いたメッシを止められるかと訊かれたら『止められる』と答える。もちろんプレイステーション(TVゲーム)の中での話だ」と冗談を挟みつつ、こう論じた。

「でも、それが彼を唯一止められる方法だと私は考えているよ。アルゼンチンでは、多くの人々がディエゴのほうが優れていると言っているが、私にとってディエゴは予測可能だが、レオ・メッシは完全に予測不可能な存在なんだ。それぐらいの違いがある」
  現役時代にアルゼンチンの名門ベレス・サルスフィエルドに在籍したチラベルトは、マラドーナと対峙した実体験を踏まえて、次のように語った。

「レオがフリーキックを蹴るときは、あらゆることを想定しなければならないだろう。だが、ディエゴの場合は違う。ベレスにいたときに彼のキックを目の当たりにしたことがあるが、私は彼が(壁の)外側から狙ってくることは分かっていた。だから、タイミングを合わせて飛んで、弾き出すだけだった」

 そして、往年の名守護神はこう結論づけた。

「私にとってはレオのほうが上だと感じる。彼がフリーでボールを持ったときに、我々は止めにいくべきか、とどまって対処すべきかが分からない。常に新しいテクニックやアイデアを持っている彼を止める術がないんだ。

 彼とクリスチアーノ・ロナウドに並ぶ選手は今も昔も存在しないと思うね。とくにレオはなによりもずば抜けている。ディエゴがメッシに勝ったものは1%もなかった」

構成●THE DIGEST編集部

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