「回復は予想よりも遅い」久保建英の現状にマジョルカ指揮官が言及。地元紙は「少なくとも3週間を要する」とも

「回復は予想よりも遅い」久保建英の現状にマジョルカ指揮官が言及。地元紙は「少なくとも3週間を要する」とも

膝の違和感で戦列を離れている久保。復帰時期は未定だという。(C)Getty Images

今季、レアル・マドリーからマジョルカに2度目のレンタル加入を果たし、攻撃の中心選手のひとりとして、試合ごとに存在感を増していた久保建英だが、先月22日に行なわれたラ・リーガ第6節のマドリー戦で膝の違和感を訴えて前半での交代を強いられて以降、戦列を離れている。

 試合の翌日に彼は「しばらくピッチを離れることになりました。今後は外部からチームメイトを応援します」とSNSに投稿し、「怪我は深刻ではありません」とも綴っていたが、その後は現地メディアが1か月以上を要すると報じ、さらに、歩行には松葉杖を使用している久保が、まだ足を地面につくことができない状態であるとも伝えられていた。

 サウジアラビア、オーストラリアとの重要な代表戦にも参加できなかった20歳について、ルイス・ガルシア・プラサ監督が10月13日に行なわれた会見の中で復帰時期に言及。「回復状況は予想よりも遅くなっており、待つ必要がある。もっと時間がかかりそうだ」と語っている。なお、他の負傷者については、DFアレクサンダル・セドラルが「来週はピッチに戻って来るかもしれない」のに対し、DFアントニオ・ライージョについては、久保同様に復帰時期は未定だという(バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』より)。

 マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』は「クラブは久保に手術を受けさせることはせず、より慎重に回復に向けて治療を続けることを選んだが、まだ少なくとも3週間は要すると見込まれる」、マドリードのスポーツ紙『AS』は「現時点で久保の復帰日は見えない。L・ガルシア監督にとっては、イ・ガンインとの融合で興味深い“化学変化”を起こそうとしていた計画の途中で頓挫してしまった」と、それぞれ久保の怪我について報じている。
  このような状況の中、13日にドイツの移籍専門メディア『transfermarkt』が、定期的に更新している選手の推定市場価格の最新版を発表したが、久保は6月の1500万ユーロ(約19億5000万円)から1000万ユーロ(約13億円)と3分の2に減少。ちなみに昨年7月の額は3000万ユーロ(約39億円)であり、1年で価値が3分の1に激減したということになる。

 同メディアはまた、今季に入って大幅に市場価格が低下したラ・リーガ所属選手をランキング(差額が高い順)で紹介しているが、500万ユーロ(6億5000万円)減の久保はダニエル・カルバハル(マドリー)、ジョルディ・アルバ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(ともにバルセロナ)、セルジュ・オーリエ(ビジャレアル)ら6選手と並んで12位。ちなみに1位(単独)はエデン・アザール(マドリー)で、6月の4000万ユーロ(約52億円)から1500万ユーロ(約19億5000万円)減という急落ぶりだった。

 今後、怪我から回復した久保が再びマジョルカの攻撃陣に君臨し、価値を取り戻すような活躍を披露できるか、期待を持って見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

関連記事(外部サイト)