ベンチ外続く“史上最強選手”南野拓実の今夏去就に現地報道も様々! 移籍先はリーズ?ニューカッスル? 残留の可能性も?

ベンチ外続く“史上最強選手”南野拓実の今夏去就に現地報道も様々! 移籍先はリーズ?ニューカッスル? 残留の可能性も?

ベンチ外が続く南野には移籍の噂が絶えない。果たして今夏、その去就はいかなる結末を迎えるのか。(C) Getty Images

現地時間4月24日に行なわれたプレミアリーグ第34節、リバプールはエバートンを2-0で下し、首位マンチェスター・シティとの勝点差1を維持したが、この伝統の「マージーサイド・ダービー」でも、南野拓実はベンチ外となった。
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 先月20日のFAカップ準々決勝ノッティンガム・フォレスト戦で交代出場から27分間プレーして以降、公式戦7試合連続でピッチから遠ざかり、そのうち6試合でベンチに座ることすら叶わず……。2月に入ってからは、全20試合のうちわずか5試合の出場(先発出場は2試合で総プレー時間は187分間)に止まっている。
  そんな中、エバートン戦の後にユルゲン・クロップ監督はプレー機会に恵まれない選手に言及し、「常にプレーすることのない選手がいてこそ、このチームは生かされている。彼らこそ、“史上最強”の選手だ。アレックス・オクスレイド=チェンバレン、ハービー・エリオット、南野、リース・ウィリアムズ……彼らは絶好調だ」と称賛の言葉を贈った。

 モハメド・サラー、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタ、冬の移籍市場で加入したルイス・ディアス、現在は負傷中のロベルト・フィルミーノといった主力選手を擁するチームの中で、さらに少ない出場機会で結果を出している南野らは「贅沢品」と現地メディアに称されたりもしているが、ある意味、盤石なチームを築く上での“犠牲”強いられている選手に対する配慮のコメントと言えよう。

 しかし、全てのタイトルに可能性を残していることで、メンバーを落として臨める試合はひとつもないリバプールだけに、南野にとっては今後も厳しい状況は続くだろう。リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、27日のチャンピオンズ・リーグ準決勝ビジャレアル戦のメンバー展望で、この日本人アタッカーはオプション候補に入っているが、それもフィルミーノが復帰できるか否かに懸かっていると報じている。

 このように、力を認められながらもプレーできない選手に、その去就について様々な報道がなされるのは必然の流れであり、先日は英国サッカー専門メディア『FOOTBALL FANCAST』が「リーズは今季、ゴールを決めるのに苦しんでおり、南野のような攻撃的で創造的なタレントを加えることは、破壊力のあるチームを目指す上で必要となるだろう」と、冬にも彼の獲得に動いたといわれるプレミアリーグのクラブに、交渉の再開を進言した。

 同メディアは、「夏の移籍市場でリバプールからの“追放者”の獲得に動き始めることは、フットボールディレクターのヴィクトル・オルタがやるべきことのリストの最優先項目となる。それは、リーズに新たなバージョンの“ルイス・スアレス”を提供する可能性がある」とも綴り、以前にジャーナリストのイアン・ドイル氏からあのウルグアイ代表ストライカーと比較されたこともある南野を高く評価している。
【関連記事】「関係者全員に有益な取引」ベンチ外が続く南野拓実、リバプール&新天地候補の両専門メディアが今夏の移籍を予測! 一方、英国の総合メディア『HITC』は、「ニューカッスルがリバプールから獲得できる4人の選手」と題した記事において、サウジアラビア資本に買収されて今夏の補強で多額の資金を使える「マグパイズ」にとって、全てのポジションに多くの駒を揃える「レッズ」が興味深いチャンスを与える可能性があると示唆。クィービーン・ケレハー、ジョー・ゴメス、オクスレイド=チェンバレンとともに南野もその候補だとして、以下のように綴った。

「去就が注目されるアラン・サンマクシマンが去った場合、南野はその代役となれるだろう。リバプールのプレーメーカーは、エディ・ハウ監督のシステムを補完できる選手だ。適切なポジショニングで危険な存在になる南野は、アシスト役も、主役としても仕事を果たすことができる。リバプールは売却に前向きなようなので、ニューカッスルが元レッドブル・ザルツブルクのスターにとって、理想的な新天地となる可能性もある」
  南野の去就については、リバプールの専門メディア『LIVERPOOL.COM』が、ミラン行きが確定的といわれるオリギのようなナンバーナインの後釜を手に入れるための資金源として、日本人選手の売却が必要であると主張し、『ROUSING THE KOP』は「オリギとともに南野はリバプールを去る準備ができている」と報じている。

 今回の移籍は避けられないというのが大方の見方だが、一方で日刊紙『Daily Mirror』は、オリギ退団の対応策として「南野の“ステップアップ”」を候補のひとつに挙げ、「ベルギー代表FWの退団が、より多くの試合出場に向けてドアが開かれることを、日本人選手は望んでいる」と、残留を前提にした予想を綴っている。もっとも、ライバルが減ったとしても、現状では“第6のFW”となるのだが……。

 このように、その去就について様々な憶測が流れている南野だが、そのキャリアが今夏にどこに向かうのか。残りのシーズンが進むにつれて、ますます彼の周囲は騒がしくなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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