マネ退団表明で南野拓実の去就に影響も!? 英紙は「新たなチャンス」とリバプール残留の可能性も示唆

マネ退団表明で南野拓実の去就に影響も!? 英紙は「新たなチャンス」とリバプール残留の可能性も示唆

去就が注目されるリバプールの南野。来季は新天地へと旅立つのか。(C) Getty Images

2016年にサウサンプトンから3400万ポンド(約55億円)の移籍金でリバプールに加入し、以降、公式戦269試合に出場して120ゴールを奪って、プレミアリーグ、チャンピオンズ・リーグ(CL)などのタイトル獲得に大きく貢献してきたサディオ・マネが、退団の意思を示したことが明らかとなった。

 28日に行なわれたCL決勝のレアル・マドリー戦を0-1で落とした後、チームメイトに別れを告げたと複数の現地メディアに報じられたセネガル代表FWは、翌日の地元リバプールでのパレードにおいても、ひとり虚ろな表情でいたことが大きく取り上げられており、また代理人がバイエルンと交渉を行なったというニュースもあって、移籍は確実とされている。
  ユルゲン・クロップ監督は「サディオはどのクラブに行ったとしても、ビッグな選手であり続けるだろう」と語っているが、今季23ゴール(モハメド・サラーに次いでチーム2番目の多さ)を叩き込んだストライカーを失うことは、前線に多くの優秀な駒を揃えるリバプールとしても、決してノーダメージではないと思われる。

 そして、マネの契約期間を1年残しての退団表明は、他の選手の去就にも影響を与えるかもしれない。注目されている南野拓実も、そのひとりだ。今季、24試合出場・10得点を記録した日本代表FWは、結果を残しながらも、厚過ぎる選手層のため、とりわけルイス・ディアスが加入した後半戦以降は多くの試合でベンチ入りすら叶わないという状況に陥り、クロップ監督も心苦しさを表明したほどだった。

 そんな彼には、当然ながら去就について多くの憶測が飛び交い、リーズ、ニューカッスル、サウサンプトン、セビージャ、モナコ、インテル、ラツィオといった国内外の多くのクラブが新天地候補として名が挙げられているが、日刊紙『Daily Mirror』は別の可能性を示唆している。

 同メディアは、サネの穴を埋める手段として、ウスマンヌ・デンベレ(バルセロナ)、ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)、アルノー・ダンジュマ(ビジャレアル)、ダルウィン・ヌニェス(ベンフィカ)といったアタッカーの獲得とともに、現有戦力からの“昇格”を挙げ、カイデ・ゴードン、フラムからの加入が決まっているファビオ・カルバリョ、ユースのボビー・クラーク、フィデル・オルークといったティーンエイジャーとともに、27歳の日本人アタッカーにも言及した。

「クロップ監督は常に『南野がリバプールの未来になれる』と語ってきたが、もし彼がこのFW選手に信頼を置くことを決意するなら、南野は新たなチャンスを得られるだろう。彼は今季、常に序列でサラー、マネ、ディオゴ・ジョッタ、ディアスの下にいたが、出場を命じられた試合で、チームを落胆させることはなかったと言える。ディボック・オリギもチームを去ることが確実であり、南野にはチャンスが増えるだろうし、それに値する選手である」
【動画】FAカップ5回戦で魅せた!南野拓実がニアをぶち抜くスーパーショット含む2発 世代交代が近づいているリバプールのFW陣において、南野がその一角を代わりに担う可能性を同メディアは示唆したわけだが、一方でこれまで同様に移籍の可能性の方が高いと見るメディアも少なくなく、サッカー専門サイト『The Athletic』は「南野は他クラブからのオファーに耳を傾けるつもりでおり、リバプールはもうひとりアタッカーを必要としている」と報道。日刊紙『EXPRESS』も「南野は移籍市場を利用できる」と、こちらも退団と捉えている。
  そんな南野の移籍先としては、リーズが最有力候補と見られているようであり、現地ジャーナリストのピート・オルーク氏によれば、南野とサウサンプトンのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤがリーズのターゲットであるが、特に前者は、ジェシー・マーシュ監督との関係(レッドブル・ザルツブルクで共闘)から、獲得に執着する可能性が高いという。サッカー専門メディア『TRANSFER TAVERN』も「今季、101分に1ゴールを決めた日本代表選手の到来は、間違いなくリーズにとって悪いことではない」と推奨した。

 ブラジルの総合メディア『Globo』から、欧州日本人選手を評価した記事の中で「世界一の選手ではないが、『世界一のサブプレーヤー』の有力候補。これほど、限られた時間をうまく活かした選手はいない」と絶賛された南野。このように、様々な選択肢があるといわれる状況で、彼がいかなる決定を下すかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部
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