サッカー研究機関による「推定移籍金ランキング」でエムバエペが約267億円で1位に! トップ100に入ったアジア人選手は?

サッカー研究機関による「推定移籍金ランキング」でエムバエペが約267億円で1位に! トップ100に入ったアジア人選手は?

「推定移籍金ランキング」でトップに輝いたエムバペ。2位のヴィニシウスには、約26億円の差をつけている。約(C)Getty Images

国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連研究機関「CIESフットボール・オブザーバトリー」が6月6日、最新の「推定移籍金ランキング」を発表した。

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 これは、選手の年齢、所属クラブとの契約期間、キャリアの経緯、クラブや代表チームでのパフォーマンスの度合い、クラブの経済的価値、インフレなど多くの要素によって算出された独自の数値であり、英国公共放送『BBC』は「最も価値のある選手」のランキングであるとして、これを紹介している。

 栄えある1位となったのは、確定的とされていたレアル・マドリー行きから翻意してパリ・サンジェルマンと3年間の契約延長を締結して大きな物議を醸した23歳のフランス代表FWキリアン・エムバペ。6月1日付のデータとして、その推定移籍金額は2億560億ユーロ(約267億円)に達し、トップに返り咲きを果たした。

 2位は今季、レアル・マドリーで大きな飛躍を遂げ、ラ・リーガ、チャンピオンズ・リーグの2冠達成に大貢献したブラジル代表FWのヴィニシウス・ジュニオール(21歳)で1億8530万ユーロ(約241億円)。

 これに、ドルトムントでコンスタントにゴールを量産し、来季からはマンチェスター・シティでプレーすることが決定している21歳のノルウェー代表、アーリング・ハーランドが1億5260ユーロ(約198億円)で続いており、まさに今後のサッカー界を背負って立つ若きスターが揃い立った印象だ。
  なお、上位は以下の通りである(なお「CIESフットボール・オブザーバトリー」はトップ100まで公開)。

1位 エムバペ(パリSG/フランス代表):2億560万ユーロ
2位 ヴィニシウス(マドリー/ブラジル代表):1億8530万ユーロ
3位 ハーランド(マンC/ノルウェー代表):1億5260万ユーロ
4位 ペドリ(バルセロナ/スペイン代表):1億3510万ユーロ
5位 ジュード・ベリンガム(ドルトムント/イングランド代表):1億3370万ユーロ
6位 フィル・フォデン(マンC/イングランド代表):1億2400万ユーロ
7位 フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/オランダ代表):1億1250万ユーロ
8位 ルイス・ディアス(リバプール/コロンビア代表):1億1000万ユーロ
9位 ルベン・ディアス(マンC/ポルトガル代表):1億960万ユーロ
10位 フェラン・トーレス(バルセロナ/スペイン代表):1億950万ユーロ
  3位以降も、ペドリ、ベリンガム、フォデンら、こういった類のランキングの常連である若いタレントたちが名を連ねているが、その中で8位にコロンビア代表アタッカー、ルイス・ディアス(25歳)がランクイン。こちらは今冬にポルトからリバプールに加入し、早くも結果を残して存在価値を高めた。

 ポジション別で見ると、CBでは9位のルベン・ディアス(マンC/ポルトガル代表)が1億960万ユーロ(約143億円)で最高。GKは41位のジャンルイジ・ドンナルンマ(パリSG/イタリア代表)の7400万ユーロ(約96億円)、SBは25位のトレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール/イングランド代表)の8700万ユーロ(約113億円)、そしてMFはペドリ、FWはエムバペがそれぞれトップに立っている。

 年齢では、76位のケビン・デ・ブルイネ(マンC/ベルギー代表/5700万ユーロ=約74億円)が30歳で最年長、73位のガビ(バルセロナ/スペイン代表/5800万ユーロ=約75億円)は17歳で最年少。5大リーグ以外のクラブ所属で最上位なのは、ベンフィカのポルトガル代表ストライカーであるダルウィン・ヌニェスの47位で、その推定移籍金額は7000万ユーロ(約91億円)である。

 大半は欧州勢(73人)、南米勢(19人)だが、北中米からは43位のアルフォンソ・デイビス(バイエルン/カナダ代表)、87位のクリスティアン・プリシッチ(チェルシー/アメリカ代表)、90位のセルジーノ・デスト(バルセロナ/アメリカ代表)、92位のジョナサン・デイビッド(リール/カナダ代表)の4人が、それぞれ名を連ねた。
  また、アフリカからは36位のアクラフ・ハキミ(パリSG/モロッコ代表)、81位のモハメド・サラー(リバプール/エジプト代表)、97位のヴィクター・オシムヘン(ナポリ/ナイジェリア代表)の3人。そして、アジア勢では唯一、韓国のソン・フンミン(トッテナム)が88位でランクインしており、こちらの推定移籍金は5290万ユーロ(約69億円)と算出されている。

 なお、選手の価値を知るには、ドイツの移籍専門サイト『transfer.markt』による「市場価格」も参考になる指標であるが、ここでのランキングを見ると、トップ10は1位から順にエムバペ、ハーランド、ヴィニシウス、サラー、ハリー・ケイン(トッテナム)、フォデン、ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、デ・ブルイネ、ドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス)、ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)となっており、顔ぶれや順位の違いが興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

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