モナコ移籍の南野拓実に仏メディアは「大成功かもしれない」と補強を高評価!クラブ初の日本人選手に大きな期待感

モナコ移籍の南野拓実に仏メディアは「大成功かもしれない」と補強を高評価!クラブ初の日本人選手に大きな期待感

モナコへの移籍が発表された南野。新天地での活躍が望まれる。(C) Getty Images

南野拓実のリバプールからモナコへの移籍が、6月28日に両クラブから正式に発表された。契約期間は2026年までの4年間となっている。

【関連記事】「パーフェクト!」 南野拓実のモナコ入りを仏メディアやファンが歓迎! 英サイトはリーズの“敗北感”を強調 モナコからは、ポール・ミッチェルスポーツディレクー(SD)がクラブの公式サイトを通して「タクミをモナコに迎えることができ、とても満足し、興奮している。欧州に到来して以来、高いレベル、とりわけ欧州カップ戦で経験を積み、タイトルを獲り続けている彼のことは、ずっと以前から知っていた」と称賛するとともに、以下のように続けて、日本人選手を歓迎した。

「勝利の文化、ピッチの上での多様性、そしてエグゼクティブプレーヤーとしての地位を有している選手であり、タクミが若いチームの成長に貢献し、クラブの目標を達成するのに貢献してくれると確信している。彼が我々のプロジェクトへの参加を決意してくれたことを嬉しく思うとともに、彼を歓迎する」

 対して南野は、「モナコに加入でき、とても嬉しいです。最もエキサイティングなことで知られるリーグのひとつで2年連続表彰台(3位)を獲得したクラブのプロジェクトに参加できて嬉しく思います。新しい環境を見つけ、チームを助けるために可能な限りのことをすることが楽しみです」との声明を発している。

 また彼は自身のSNSで、2020年1月に加入して紆余曲折の日々を過ごしてきた古巣のファンに対しても、「最愛のリバプール・サポーターの皆さんへ。2年半前にリバプール・ファミリーに加わって以降、僕はとても幸せでしたが、この時間も終わりを迎えました。ここでは、素晴らしい時間を過ごすことができました。アンフィールドで受けた多大なサポートを絶対に忘れません。さようなら、グッドバイ。You'll Never Walk Alone. タキ」と、感謝のメッセージを送った。

 一方、リバプールは公式サイトやSNSで、主に南野の今季の国内カップでの活躍ぶりを動画や静止画などを公開して「今季の我々の両国内カップ(カラバオ・カップ、FAカップ)のチーム得点王」と称賛。「リバプールの全ての人々が、タキの貢献に感謝し、彼のキャリアにおける次のチャプターでの成功を願っている」と感謝と激励の言葉を贈った他、ユルゲン・クロップ監督も27歳の日本人選手を称賛している。

「素晴らしいプロフェッナルであり、特別に優れ、才能のある選手。人として暖かさに溢れ、みんなを前向きに影響させる。正直に言って、監督にとっては夢のような存在だ。(リバプールでは)うまくいかなかったと思う者もいるだろうが、それは間違っていると思う。私はその考えを受け入れない」

「タキのチームへの貢献ぶりは、彼が与えられたチャンス以上のものだ。彼は我々と毎日一緒にいて、我々をより良いものとしてくれた。プレーした試合だけでなく、練習の全てのセッションでも、だ。完璧な姿勢で、勝者のメンタリティを有していた」

「ここでの業績により、タキは今後の試練に耐えることができるだろう。モナコで大成功することを、私は知っている。彼が進歩し、繁栄するにつれて、私たちは祝福と嫉妬の入り混じった気持ちでそれを見つめることだろう。ありがとう、タキ」 このように、古巣から多くの心温まる言葉とともに見送られた南野を、モナコは大歓迎し、公式サイトでは「非常に優れたテクニックを持ち、両足を使いこなせて、前線のあらゆるポジション(左右、または下がり目の中央)でプレーできる攻撃的な選手」と期待を寄せ、「彼について知っておくべき11のこと」という記事も掲載している。
  ここでは、アジア人では韓国のFWパク・チュヨン(2008〜11年)に次いで2人目であり、日本人では初の所属選手であること、名前に関する逸話、マンチェスター・シティ入りが決まった今をときめくFWアーリング・ハーランドとレッドブル・ザルツブルク時代に攻撃デュオを組んでいたこと、オーストリアでは5シーズンで5度のリーグ優勝に高い得点率で大貢献したこと、2016年にU-23アジア選手権で優勝したこと等、南野に関する様々な面が紹介された。

 現地メディアでは、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』も同じように、「南野について知っておくべき5つのこと」と題した記事で、モナコの助っ人にスポットライトを当てており、こちらは、南野がかつてモナコの入団テストを受けていたこと、ザルツブルク時代に5度のリーグ優勝&4度の国内カップ優勝に加え、リバプールでも今季は二冠に貢献するなど実績十分であること、ザルツブルクで後の大物選手と多く共闘していたこと、ギネスブック記録(1分間でのハイタッチ数)を持っていることが取り上げられている。

 そしてもうひとつは、そのプレー特性についてであり、「技術的に優れた、完全なウイング。パス、フィニッシュに秀で、フィリップ・クレメント監督の戦術にすぐ適応できる。また、攻撃MFとしても進化の可能性がある。今季、リバプールでは計22試合で1011分間のプレーに止まったが、出場試合では前線の全体をカバーし、10ゴールを決めた。チームを構成する上で理想的な選手だ」と、高く評価した。

 他にも、サッカー専門サイト『sport.fr』は「フランスの移籍市場で最初の大型補強」、『FOOT MERCATO』は「日本のウイングはウィサム・ベン・ヤーデル、ケビン・フォラントと並んで主役を演じるだろう」、『FOOT01.com』は「効果的な補強を施すことで定評のあるモナコは、今夏の移籍市場のスタートにおいて、素晴らしい大成功を収めたかもしれない」と、この補強と南野の両方に対してポジティブに報じている。

構成●THE DIGEST編集部
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