冨安健洋が練習試合を負傷欠場…英専門メディアが「バックアップ問題は切実」と指摘! 英紙が推挙する代役候補は?

冨安健洋が練習試合を負傷欠場…英専門メディアが「バックアップ問題は切実」と指摘! 英紙が推挙する代役候補は?

16日のエバートン戦を欠場した冨安。昨季同様の離脱時のバックアッパー問題が切実だ。(C) Getty Images

アーセナルは現地時間7月16日、アメリカ・ボルチモアのM&Tバンク・スタジアムでエバートンと親善試合を行ない、2-0の勝利を飾った。

 ガブリエウ・ジェズスとブカヨ・サカのゴールで、イプスウィッチ戦(5-1)、ニュルンベルク戦(5-3)に続いて親善試合3連勝を飾った「ガナーズ」だが、その出場メンバーの中に冨安健洋の名前はなかった。

【関連記事】冨安健洋、英メディアによる「補強選手の評価」は意外にも“悪い”。「“良い”のラベルを貼るには時期尚早」の理由とは? アメリカ遠征に参加しながら、この試合でベンチにも入らなかったのは、GKのベルント・レノ、アーロン・ラムズデイル、ルナル・アレックス・ルナルソン、DFのベン・ホワイト、キーラン・ティアニー、冨安、MFのファビオ・ヴィエイラ、エミール・スミス・ロウ、そしてFWのマルキーニョスだが、GKについては単に当初からマット・ターナーを90分間プレーさせる計画だったとのことだが、マルキーニョス以外の他のフィールドプレーヤーについては、ミケル・アルテタ監督が欠場理由を明かしている。

「キーランには、ちょっとした問題がある。エミールはわずかに筋肉痛を起こした。これは、冨安とベンも同様だ。ヴィエイラには骨に問題があり、来週あたりからトレーニングを開始できればと思っている」(英国のサッカー専門サイト『football.london』より)

 このように、冨安については軽症ということだが、昨季もこの日本代表DFの定位置である右SBは、彼が右足ふくらはぎの負傷で長期離脱した際、バックアッパーの問題にチームが苦しみ、チャンピオンズ・リーグ出場権を逃した遠因ともいわれたものだが、現在もそれは解決されていないようだ。

 英国のスポーツ専門サイト『SPORT BIBLE』は、エバートン戦を踏まえた上で、「冨安とティアニーのバックアッパー問題は切実であり」と主張。「試合後にアルテタ監督から、怪我による欠場であることが確認された両SBには、昨季もシーズンはその負傷によってチームの調子が狂わされた」と綴った同メディアは、以下のように続けている。

「アーセナルには、セドリク・ソアレスとヌーノ・タバレスを代役として、新シーズンを乗り切れる余裕がない。幸い、オレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・シティ)との契約はほぼ完了しているようで、これによってティアニーには適切なカバーが提供され、中盤でもアルテタ監督に強力なオプションが提供される」

「しかし冨安に対しては、クラブはもっと創造力を発揮しなければならない。こちらは、幾つかの選択肢が考えられ、昨季はリンカーン・シティに貸し出された18歳のイングランドU-19代表DFブルック・ノートン=カフィを代役に任命するか、あるいはCBのホワイトとウィリアン・サリバを、その都度SBにコンバートするか、である」 一方、英国の日刊紙『EXPRESS』は、CBマタイス・デ・リフトのバイエルン行きが決定的なユベントスが、代役としてアーセナルのガブリエウ・マガリャンイスの獲得を狙い、2500万ポンド(約40億円)+アドリアン・ラビオとアルトゥールというオファーを提示したというが、これに対してアーセナルはこのMF2人ではなく、別の選手を希望する可能性があると報じている。
 
 候補として挙がっているのは、GKヴォイチェフ・シュチェスニー、CBダニエレ・ルガーニ、MFウェストン・マッケニー、そしてファン・クアドラード(右)とルカ・ペッレグリーニ(左)のサイドプレーヤーだ。

 右サイドでウイングとしてもSBとしてもプレーできるクアドラードについては、「アーセナルのエドゥTDがこのポジションに望むのは24歳以下の選手だといわれるが、チームにはある程度の経験とリーダーシップが必要であり、この34歳のコロンビア代表選手は冨安のバックアッパーを完遂しながら、さらに両方の資質ももたらすことができる」と評している。

 昨季は、チームの最大の強みのひとつであると同時に、冨安の離脱時には最大の弱点ともなった右SB。今夏は積極的な補強を展開しているアーセナルは、この部分もしっかり改善した上で、今季こそ目標であるチャンピオンズ・リーグ出場権確保を果たせるか。

構成●THE DIGEST編集部
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