PSV戦で鳴りを潜めた南野拓実に単独最低点も…現地メディアは酷評、ファンからは厳しい声「彼にとって忘れるべき試合」

PSV戦で鳴りを潜めた南野拓実に単独最低点も…現地メディアは酷評、ファンからは厳しい声「彼にとって忘れるべき試合」

CL予選準決勝のPSV戦は苦杯。南野も大きなアピールはできなかった。(C) Getty Images

現地時間8月9日、チャンピオンズ・リーグ(CL)予選準決勝のセカンドレグが行なわれ、モナコは2-3でPSVに敗北。合計スコア3-4で敗退となり、ヨーロッパリーグに回ることとなった。

 ホームでの初戦を1-1で終えていたモナコは、敵地フィリップス・シュタディオンでのリターンマッチでも先制を許したものの、ギジェルモ・マリパン、ウィサム・ベン・ヤーデルのゴールで70分までに逆転。勝ち抜けに向けて望みが大きくなったが、89分に追いつかれると、延長戦では109分にルーク・デ・ヨングの決勝ゴールを許し、昨季(プレーオフ敗退)に続いてCLグループステージ出場権を取り逃がしている。

【動画】劇的な展開で決着! PSV対モナコ戦ハイライト スタッツではアウェーチームが大きく上回っており、フィリップ・クレマン監督は「真の勝者は我々だ」と強がったが、ファーストレグに続いてスタメン入りした南野拓実は68分にジェウソン・マルチンスと交代するまで、2列目右サイドのポジションで見せ場を作ることができず、個人のスタッツではシュートやキーパスは0、パス成功率は62%に止まり、ボールロストが16回を数えるなど、チームへの貢献はならなかった(データサイト『SofaScore』より)。

 現地メディアでの言及の少なさが、この試合での南野の存在感の薄さを物語っているとも言えるが、そんな中でモナコの専門サイト『Made in MONEGASQUE』は10点満点の採点で背番号18の日本人選手に「4」をつけた。ヴァンデルソンと同じこの採点は、チームにおいては、ケビン・フォラントの「3」に次ぐ悪さである。同じくクラブ専門サイトの『LA DIAGONALE』によれば、スポーツ紙『L’EQUIPE』は「2」、ニースの日刊紙『nice-matin』は「3」で、いずれも単独最低の評価だったという。

 その『LA DIAGONALE』は、全選手を評価した記事の中で、南野を「アレクサンドル・ゴロビン同様、南野にとっても忘れるべき試合である。彼は頻繁にボールに触ったわけではないが、それでも技術面で正確性に欠けていた。68分にマルチンスと交代したが、このポルトガル人FWは一転して活気のあるプレーを披露し、ベン・ヤーデルに決定的なクロスを送った他、守備のために帰陣する努力も厭わなかった」と評している。
  交代選手との好対照ぶりを強調したのは、日刊紙『LE FIGARO』も同様で、「強力な交代選手」と表現して、マルチンスの他、ブレール・エンボロ(←フォラント)、クレピン・ディアッタ(←ゴロビン)らが「クレマン監督の交代が非常に優れたものであることを証明し、明らかなチャンスを生み出し、モナコの攻撃力を高めた」と報じた。
  また、モナコの地元サイト『Monaco Tribune』も「今季、すでに何度も目にしたように、モナコの攻撃陣は(後半途中で)完全に顔ぶれが入れ替わった」と記述し、交代選手が躍動したことを伝えるとともに、暗に南野を含む先発の攻撃陣が機能していないことを示している。前述の『LE FIGARO』紙は、前半のモナコを「多様性がなく、不毛な攻撃」と厳しく評していた。

 モナコの敗退については「不運」「残酷な結果」「2シーズン連続で(昨夏より施行された)アウェーゴール・ルール廃止の犠牲となった」などと、多くの現地メディアの同情的な見方を示しているが、一方で南野のような新加入選手に対しては、期待が大きかった分、SNSではファンからの厳しい声も多く寄せられており、早くも彼は最初の試練を迎えようとしている。

構成●THE DIGEST編集部
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