“失点の原因&同点弾”の鎌田大地に対する評価は様々。一方で長谷部誠に指揮官は「45歳までプレーしてほしい」と感嘆

“失点の原因&同点弾”の鎌田大地に対する評価は様々。一方で長谷部誠に指揮官は「45歳までプレーしてほしい」と感嘆

フランクフルトで活躍する鎌田(左)と長谷部(右)。13日のヘルタ戦は、現地メディアからどんな評価を下されたのか?(C)Getty Images

現地時間8月13日、ブンデスリーガ第2節が行なわれ、フランクフルトは1−1でヘルタ・ベルリンと引き分けた。

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 敵地での一戦、開始3分にいきなりスアト・ゼルダルのゴールを許してしまったフランクフルトだったが、その後は幾度もチャンスを創出。そして後半開始早々、カウンターから追いつく。そして、ランダル・コロ・ムアニのラストパスを完全フリーの状態で受け、右足で難なくゴールに流し込んだのは、この試合で3−5−2のボランチとしてスタメン入りした鎌田大地だった。
 
 立ち上がりにバックパスを奪われ、これが失点に繋がってしまったが、中盤で多くのプレーに絡んだ他、機を見て前線に上がり、自ら別の得点チャンスを得たりもして存在感を誇示。殊勲の同点ゴールについて、クラブはSNSで「これぞバランスの良さ!アイントラハトはポゼッションから素早い切り替え見せ、コロ・ムアニのお膳立てを受けた日本人選手が、氷のような冷静さでゴールに流し込んだ」と伝えている。
  また、公式サイトでも「コロ・ムアニがボールを奪い、右に流すと、並走したカマダはゴール右隅に押し込むだけだった」と綴られたが、ここでは「コロ・ムアニ(56分)、カマダ(63分/クロスバーを越す)、ファリデ・アリドゥ(78分)は、時間の経過につれてますます支配的となっていったアイントラハトに追加点をもたらしていた可能性もあった」として、逸機にも言及した。
 
 ブンデスリーガの公式サイトは、「カマダがベルリンでフランクフルトを救った」と題した記事において、「カマダは1−1とするゴールを決めたことで、早々の失点を帳消しにした」「前半は“威嚇射撃”に終わったものの、後半開始から3分の場面ではミスを犯すことはなかった。コロ・ムアニのグラウンダーのパスをペナルティーエリア内で受けた彼には、これを外しようがなかった」と報じている。

 現地メディアの評価を見ると、日刊紙『BILD』は、鎌田がヘルタに先制点を喫する原因となったことに絡めて、「カマダがゼルダルに反撃」との見出しを打ち、サッカー専門誌『Kicker』は、「最初はフラストレーション、次に喜び。これが、カマダが1-1とした自身のゴールを祝う方法である。0−1となった責任は彼にある」と指摘。また、「カマダは自身の過ちを償った」とも綴った。
  一方、フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』が全選手を評価した記事の中で、鎌田への記述はややネガティブなものだった。

「6番ポジションとして、より攻撃的なパワーをチームに加える点で改善が必要だ。試合開始から3分後、不用意にボールを失ってヘルタの先制を許す。彼はミスを挽回しようとしたが、ルーカス・アラリオからのビッグチャンスでは、ボレーがクロスバーを逸れた。しかし、後半開始直後には自信を持って決めている。彼は6番ポジションとして良いか、悪いか?この質問に答えるのは簡単ではない」
  このように、良い点と悪い点が見えたボランチとしての鎌田。DFBポカールのマクデブルク戦(4−0の勝利)、UEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦(0−2)では大いに称賛を受けた26歳だが、ここから攻守においてどれだけ力を伸ばしていけるか、要注目だ。
 
 なお、この試合では73分に筋肉系に異常を来したアルマミー・トゥーレに代わって長谷部誠が最終ラインで登場。マクデブルク戦以来のプレーとなった38歳については、『Sueddeutsche Zeitung』が、「ベルリンでは、ベテランがフォーメーションを安定させた」と好評価。オリバー・グラスナー監督の「この調子で行けるなら、45歳までプレーしてほしい」という賛辞を紹介している。

構成●THE DIGEST編集部

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