「パフォーマンスの展覧会」三笘薫、FA杯レッズ撃破の美弾に世界中から賛辞!「ブライトンに彼を好きでない者などいるだろうか?」
2023年01月31日 11時30分THE DIGEST

リバプール戦で鮮やかなボレー弾を決めた三笘。世界中に大きな反響を巻き起こした。(C) Getty Images
FAカップ4回戦、ブライトンはリバプールを2-1で下したが、後半アディショナルタイムに見事なボレー弾で決勝点を奪った三笘薫に、多くの賛辞が寄せられている。
【動画】絶妙キックフェイントからゴール天井に突き刺すボレー弾! 三笘薫のリバプール戦ビューティフル弾をチェック 2週間前のプレミアリーグ第20節では3-0で勝利した相手に、今回は30分にカウンターからハービー・エリオットのゴールを許して先制を許したブライトンだったが、9分後にクロスのクリアボールをタリク・ランプティがダイレクトで叩き、これがゴール前のルイス・ダンクに当たって軌道が変わり同点。そしてアディショナルタイム2分、セットプレーからペルビス・エストゥピニャンの浮き球を右サイドで受けた三笘は、シュートと見せかけ、ジョー・ゴメスが寄せたところを巧みに浮かしてかわし、すかさずシュートを叩き込んだ。
まさに「ダブルタッチ・ボレー」とも呼ぶべき美弾による劇的な勝利に、本拠地アメックス・スタジアムは沸きに沸き、三笘は自身のSNSで「ファンタスティックな雰囲気」と投稿してサポーターに感謝を示したが、逆にロベルト・デ・ゼルピ監督は「三笘は、さらにもう一段高いレベルでプレーできる驚異的な選手だ。彼のゴールには本当に満足している」と語り、クラブはSNSで「三笘による衝撃再び」「三笘は特別だ」「魔法の瞬間」と賛辞を贈り、マン・オブ・ザ・マッチの投票では73.7%のファンが三笘を支持した。
現地メディアも軒並みこのアタッカーに高い評価を下し、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「何度も(相手GK)アリソンを脅かした三笘は、残りわずかな時間でその粘り強さが報われ、ポスト際で選手の群れをかき分け、勝利のシュートをゴールの天井に突き刺した」「リバプールには、終盤の三笘の即興プレーを防ぐ力はなかった」「トレント・アレクサンダー=アーノルドを恐怖に陥れた」と綴り、10点満点の採点では単独最高の「9」を与え、最優秀選手にも三笘を選出している。
英国公共放送『BBC』も、「三笘が見事なボールコントロールの後、至近距離からのシュートで『レッズ』を気絶させた」と報じ、「三笘はブライトンで台頭している最新のスターであり、レアンドロ・トロサールがアーセナルに移籍し、モイセス・カイセドもこの試合のメンバーから除外された中でも、強い印象を与え続けている」と記述。視聴者による採点では「7.87」の最高点を得て、プレーヤー・オブ・ザ・マッチとなった。
スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版は「9」の単独最高採点で、寸評は「果たして、ブライトンに彼のことを好きでない者がいるだろうか? 90分で冷静にゴールを決めて決勝点をゲット。三笘は今回も、三笘だった。アレクサンダー=アーノルドにとっては完全な頭痛の種となり、彼は三笘の電撃的なプレーを制することも、スピードダウンさせることもできなかった」とポジティブな内容のみが綴られている。
サッカー専門サイト『90min』も「その天才的なドリブルを披露するための十分なスペースを与えられた時、彼は相手にとって脅威の存在となった。そしてその機会は、後半に劇的に増加した」と振り返り、採点はチーム単独最高の「8」となったが、両チームを合わせるとイブラヒマ・コナテと同採点だった。
地元メディアでは、『Sussex Express』も単独最高の「9」の採点で、「何という決勝ゴール! 彼のプレーを見るのは、いつも楽しいものだ。彼は相手選手を打ち負かすのが好きで、今回もアレクサンダー=アーノルドに辛い午後を強いた。トロサールの穴を埋めるだけでなく、それ以上の仕事を果たしている」と、寸評は賛辞に満ちている。
同採点の『Sussex Live』は、「極めて規則的にアレクサンダー=アーノルドを上回り続けるなど、相変わらず致命的に見えた。ブライトンの最も驚異的な攻撃オプションであり、終盤は勝者に値するプレーを披露。ゴール前でチームメイトがもっと冷静であれば、三笘は幾つかアシストを記録していたはずだ」と、25歳のアタッカーが図抜けていたことを示した。
日刊紙『The Argus』も、「直線的な動き、ボール捌き、献身性、仕事率の高さと、再び印象的。スリータッチゴールは世界中で注目を集めたが、左サイドからアウトサイドのキックでゴール前のソリー・マーチに合わせたパスも絶妙だった」として、やはりこちらも単独最高の「9」を与えている。
また、国外メディアも三笘の大仕事に反応し、スペインのスポーツ紙『MARCA』は「三笘によるパフォーマンスの展覧会」、フランスのサッカー専門サイト『Football.fr』は「最後のゴールだけでなく、ドリブルを武器に質の高いプレーを披露。『Opta』によれば、10 回のドリブル成功で最多記録を達成した」、米国の大手放送局のスポーツサイト『CBS SPORTS』は「三笘はトロサールの退団を無影響なものとした」、ブラジルの総合メディア『globo』は「三笘ショー」と、それぞれ報じた。
構成●THE DIGEST編集部
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まさに「ダブルタッチ・ボレー」とも呼ぶべき美弾による劇的な勝利に、本拠地アメックス・スタジアムは沸きに沸き、三笘は自身のSNSで「ファンタスティックな雰囲気」と投稿してサポーターに感謝を示したが、逆にロベルト・デ・ゼルピ監督は「三笘は、さらにもう一段高いレベルでプレーできる驚異的な選手だ。彼のゴールには本当に満足している」と語り、クラブはSNSで「三笘による衝撃再び」「三笘は特別だ」「魔法の瞬間」と賛辞を贈り、マン・オブ・ザ・マッチの投票では73.7%のファンが三笘を支持した。
現地メディアも軒並みこのアタッカーに高い評価を下し、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「何度も(相手GK)アリソンを脅かした三笘は、残りわずかな時間でその粘り強さが報われ、ポスト際で選手の群れをかき分け、勝利のシュートをゴールの天井に突き刺した」「リバプールには、終盤の三笘の即興プレーを防ぐ力はなかった」「トレント・アレクサンダー=アーノルドを恐怖に陥れた」と綴り、10点満点の採点では単独最高の「9」を与え、最優秀選手にも三笘を選出している。
英国公共放送『BBC』も、「三笘が見事なボールコントロールの後、至近距離からのシュートで『レッズ』を気絶させた」と報じ、「三笘はブライトンで台頭している最新のスターであり、レアンドロ・トロサールがアーセナルに移籍し、モイセス・カイセドもこの試合のメンバーから除外された中でも、強い印象を与え続けている」と記述。視聴者による採点では「7.87」の最高点を得て、プレーヤー・オブ・ザ・マッチとなった。
スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版は「9」の単独最高採点で、寸評は「果たして、ブライトンに彼のことを好きでない者がいるだろうか? 90分で冷静にゴールを決めて決勝点をゲット。三笘は今回も、三笘だった。アレクサンダー=アーノルドにとっては完全な頭痛の種となり、彼は三笘の電撃的なプレーを制することも、スピードダウンさせることもできなかった」とポジティブな内容のみが綴られている。
サッカー専門サイト『90min』も「その天才的なドリブルを披露するための十分なスペースを与えられた時、彼は相手にとって脅威の存在となった。そしてその機会は、後半に劇的に増加した」と振り返り、採点はチーム単独最高の「8」となったが、両チームを合わせるとイブラヒマ・コナテと同採点だった。
地元メディアでは、『Sussex Express』も単独最高の「9」の採点で、「何という決勝ゴール! 彼のプレーを見るのは、いつも楽しいものだ。彼は相手選手を打ち負かすのが好きで、今回もアレクサンダー=アーノルドに辛い午後を強いた。トロサールの穴を埋めるだけでなく、それ以上の仕事を果たしている」と、寸評は賛辞に満ちている。
同採点の『Sussex Live』は、「極めて規則的にアレクサンダー=アーノルドを上回り続けるなど、相変わらず致命的に見えた。ブライトンの最も驚異的な攻撃オプションであり、終盤は勝者に値するプレーを披露。ゴール前でチームメイトがもっと冷静であれば、三笘は幾つかアシストを記録していたはずだ」と、25歳のアタッカーが図抜けていたことを示した。
日刊紙『The Argus』も、「直線的な動き、ボール捌き、献身性、仕事率の高さと、再び印象的。スリータッチゴールは世界中で注目を集めたが、左サイドからアウトサイドのキックでゴール前のソリー・マーチに合わせたパスも絶妙だった」として、やはりこちらも単独最高の「9」を与えている。
また、国外メディアも三笘の大仕事に反応し、スペインのスポーツ紙『MARCA』は「三笘によるパフォーマンスの展覧会」、フランスのサッカー専門サイト『Football.fr』は「最後のゴールだけでなく、ドリブルを武器に質の高いプレーを披露。『Opta』によれば、10 回のドリブル成功で最多記録を達成した」、米国の大手放送局のスポーツサイト『CBS SPORTS』は「三笘はトロサールの退団を無影響なものとした」、ブラジルの総合メディア『globo』は「三笘ショー」と、それぞれ報じた。
構成●THE DIGEST編集部
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