メッシに新たな勲章――史上3人目の代表100得点超えでキャリア通算得点は803に到達! 米メディアは「記憶に残る5ゴール」を選定
2023年03月30日 17時29分THE DIGEST

メッシがキャリア通算800点超え。どこまで記録を伸ばせるだろうか。(C) Getty Images
現地時間3月28日に行なわれた国際親善試合で、アルゼンチン代表は7-0でキュラソー代表を下したが、世界王者がカリブ海の小さな島国と対峙した一戦で、前半だけでハットトリックを達成したのが、35歳の大エースであるリオネル・メッシだった。
【動画】前半だけでハットトリックの大爆発! メッシのキュラソー戦ゴールショーをチェック 20分にペナルティエリアでボールを受け、細かいステップで相手DF2人をかわしてからのシュートで先制点を奪うと、33分にはトラップでマーカーの逆を突いてからゴール左隅に流し込んで2点目。2分後には好パスでエンソ・フェルナンデスの弾丸ミドルを引き出し、さらに37分にはディフェンスラインの裏に抜け出し、マーカーを振り切ってから難なくGKとの1対1を制してみせた。
アルゼンチン北部の街サンティアゴ・デル・エステロのエスタディオ・ウニコ・マルデ・デ・シウダデスに詰めかけた4万3000人の観客を大いに沸かせた背番号10は、自身のSNSで「サンティアゴ・デル・エステロの全ての人々に感動を受けた。これらの日程を締め括るのに、なんと美しい方法だろうか。我々はこれからもこのような瞬間を多く共有し、この狂気が終わらないことを願っている」と喜びを表わしている。
5日前に行なわれたパナマ代表戦(2-0)と合わせて、このキュラソー戦は世界王者としての凱旋試合の意味合いが強く、様々なイベントも行なわれるなど、メッシにとっては忘れられない代表ウィークとなったが、パナマ戦と合わせて計4ゴールをマークした結果、代表通算得点数が100を超えた史上3人目の選手になるという、新たな勲章を手に入れた。
クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/122点)、アリ・ダエイ(元イラン代表/109点)に次ぐ大偉業を達成したメッシの通算得点は102点で、キャリア通算得点数は803点に到達。こちらもロナウド(835点)、ヨゼフ・ビカン(オーストリア、チェコスロバキア/805点)に次ぐ歴代3位の数字であるという。長くサッカー界をリードしてきたロナウドとメッシの二大偉人による、この記録をめぐる争いはどこまで続くだろうか。
さて、世界最高のスーパースターがまたひとつの高みに達したことを、世界中のメディアが様々な形で報じているが、米国を拠点とする国際スポーツメディア『STATS PERFORM』は、「アルビセレステ」のユニホームを着たメッシの数あるスーパーゴールの中から、「特に記憶に残る5ゴール」を選定している。
1つ目は2007年7月11日のコパ・アメリカ準決勝メキシコ戦(3-0)の2点目で、当時20歳のメッシがカルロス・テベスのパスを受けてペナルティエリア右側でボールを持つと、相手GKオズワルド・サンチェスの位置を見て巧みなループシュートで頭上を抜いてみせた。
2つ目は2012年6月9日の親善試合ブラジル戦(4-3)。若きメッシとネイマールが対峙したアメリカ・ニュージャージーでの一戦、ハットトリックを決めたアルゼンチンの背番号10は、3-3で迎えた84分、左タッチライン際でボールを受けるとドリブルで突き進み、エリア外から鮮やかなミドルを叩き込んで宿敵を葬り去った。
3つ目は同年9月7日のブラジル・ワールドカップ予選パラグアイ戦(3-1)で、2-1とリードして迎えた64分、ゴール前中央のかなり距離のある位置で獲得したFKを、左足で巻いてゴール右ポストに当てながら決めるという素晴らしい芸当を披露した。
4つ目は2014年6月21日のブラジル・ワールドカップ、グループリーグ第2戦のイラン戦。ボスニア・ヘルツェゴビナに2-1で勝利を飾った後の一戦、勝点1を奪おうと守備を固めた相手に苦労したアルゼンチンだったが、後半アディショナルタイムに入ったところで、メッシがカットインから左足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に吸い込まれていった。
そして5つ目は、記憶に新しい2022年11月26日のカタール・ワールドカップ、グループリーグ第2戦のメキシコ戦。こちらは世界を驚かせたサウジアラビアによる世紀のアップセットで黒星発進を余儀なくされたアルゼンチンが、早期敗退の危機の中でメキシコ戦でも長く攻め手を欠いたが、64分に盟友アンヘル・ディ・マリアの横パスを受けたメッシがゴール右隅にグラウンダーのシュート。この起死回生の一撃によってチームは覚醒、快進撃を開始して、悲願の世界一へ邁進していくこととなった。
構成●THE DIGEST編集部
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アルゼンチン北部の街サンティアゴ・デル・エステロのエスタディオ・ウニコ・マルデ・デ・シウダデスに詰めかけた4万3000人の観客を大いに沸かせた背番号10は、自身のSNSで「サンティアゴ・デル・エステロの全ての人々に感動を受けた。これらの日程を締め括るのに、なんと美しい方法だろうか。我々はこれからもこのような瞬間を多く共有し、この狂気が終わらないことを願っている」と喜びを表わしている。
5日前に行なわれたパナマ代表戦(2-0)と合わせて、このキュラソー戦は世界王者としての凱旋試合の意味合いが強く、様々なイベントも行なわれるなど、メッシにとっては忘れられない代表ウィークとなったが、パナマ戦と合わせて計4ゴールをマークした結果、代表通算得点数が100を超えた史上3人目の選手になるという、新たな勲章を手に入れた。
クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/122点)、アリ・ダエイ(元イラン代表/109点)に次ぐ大偉業を達成したメッシの通算得点は102点で、キャリア通算得点数は803点に到達。こちらもロナウド(835点)、ヨゼフ・ビカン(オーストリア、チェコスロバキア/805点)に次ぐ歴代3位の数字であるという。長くサッカー界をリードしてきたロナウドとメッシの二大偉人による、この記録をめぐる争いはどこまで続くだろうか。
さて、世界最高のスーパースターがまたひとつの高みに達したことを、世界中のメディアが様々な形で報じているが、米国を拠点とする国際スポーツメディア『STATS PERFORM』は、「アルビセレステ」のユニホームを着たメッシの数あるスーパーゴールの中から、「特に記憶に残る5ゴール」を選定している。
1つ目は2007年7月11日のコパ・アメリカ準決勝メキシコ戦(3-0)の2点目で、当時20歳のメッシがカルロス・テベスのパスを受けてペナルティエリア右側でボールを持つと、相手GKオズワルド・サンチェスの位置を見て巧みなループシュートで頭上を抜いてみせた。
2つ目は2012年6月9日の親善試合ブラジル戦(4-3)。若きメッシとネイマールが対峙したアメリカ・ニュージャージーでの一戦、ハットトリックを決めたアルゼンチンの背番号10は、3-3で迎えた84分、左タッチライン際でボールを受けるとドリブルで突き進み、エリア外から鮮やかなミドルを叩き込んで宿敵を葬り去った。
3つ目は同年9月7日のブラジル・ワールドカップ予選パラグアイ戦(3-1)で、2-1とリードして迎えた64分、ゴール前中央のかなり距離のある位置で獲得したFKを、左足で巻いてゴール右ポストに当てながら決めるという素晴らしい芸当を披露した。
4つ目は2014年6月21日のブラジル・ワールドカップ、グループリーグ第2戦のイラン戦。ボスニア・ヘルツェゴビナに2-1で勝利を飾った後の一戦、勝点1を奪おうと守備を固めた相手に苦労したアルゼンチンだったが、後半アディショナルタイムに入ったところで、メッシがカットインから左足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に吸い込まれていった。
そして5つ目は、記憶に新しい2022年11月26日のカタール・ワールドカップ、グループリーグ第2戦のメキシコ戦。こちらは世界を驚かせたサウジアラビアによる世紀のアップセットで黒星発進を余儀なくされたアルゼンチンが、早期敗退の危機の中でメキシコ戦でも長く攻め手を欠いたが、64分に盟友アンヘル・ディ・マリアの横パスを受けたメッシがゴール右隅にグラウンダーのシュート。この起死回生の一撃によってチームは覚醒、快進撃を開始して、悲願の世界一へ邁進していくこととなった。
構成●THE DIGEST編集部
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