冨安健洋、待望のCLデビュー戦は「守備面で安定感をもたらした」と現地メディアから高評価!「その多才さはチームにとって利点となった」
2023年09月22日 16時51分THE DIGEST

途中出場ながら待望のCLデビューを果たした冨安。(C)Getty Images
現地時間9月20日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節で、アーセナルはPSV相手に4-0の快勝という、好スタートを切った。
7シーズンぶりに大舞台に立った「ガンナーズ」は、本拠地エミレーツでの一戦で8分にブカヨ・サカがこぼれ球を角度のないところから詰めて先制すると、20分にフリーのレアンドロ・トロサールがゴール右隅にダイレクトシュートを放って加点、38分にはガブリエウ・ジェズスが強烈な一撃をゴール左隅に突き刺し、さらに70分にもマルティン・ウーデゴーが地を這うようなミドルを叩き込んでダメを押した。
この大勝劇において、冨安健洋はオレクサンドル・ジンチェンコに代わって58分からピッチに登場し、欧州挑戦7シーズン目にしてCLデビューを飾った。自身のSNSでは、「勝点3(勝利)でのCLデビュー」と喜びを表わしている。
30分強の左SBとしてのプレーにおいて、特筆すべきものはなかったものの、同時に無難に相手の攻撃陣に対応した感のある日本代表DFに対する現地メディアの評価を見ると、日刊紙『Evening Standard』は10点満点の採点で「6」を与え、寸評も「アーセナルが勝利に楽々と進んでいく中で、派手さはなかったものの、着実なプレーを見せた」と及第点の内容となった。
『Daily Mail』紙は、「58分に出場してから、あまり彼にやれることはなかった」と綴りながらも、採点はより高い「6.5」を付与。『THE Sun』紙の採点は「7」とさらなる高評価で、「ハイテンポを維持」と、好調なチームの中で彼が速いペースとエネルギッシュなプレーを見せたことを示している。
スポーツ専門サイトでは、『VAVEL』の英国版が「ジンチェンコに代わって左SBに入ったが、ボールを扱う際の安定感に欠けているように見えた」と厳しく評し、採点は「6」。対して、『sportskeeda』は「6.5」と高くなり、「ジンチェンコの代わりにプレーし、良いパフォーマンスを発揮した」と、寸評もポジティブなものだった。 サッカー専門サイト『90min』は、「守備の仕事を上手くこなしたが、それはアーセナルに打ち負かされ、疲れ切ったPSVの攻撃陣に対してだった」と、相手の状況によって幾分か差し引いて判断する必要があると指摘し、採点「6」の及第点評価。同じく「6」をつけた『football.london』は、以下のように背番号18のプレーを総括している。
「左SBのポジションでは、ジンチェンコよりも守備面で安定感をチームにもたらした。攻守が入れ替わったところで、あまり攻撃的な力をチームに提供しなかったのはジンチェンコ同様だったが、それでも頼りになる出場だった」
そして、ロンドンの総合メディア『London World』は、「ピッチに立ってから、チームの守備に安定感を加え、PSVに対してはごく限られた数のチャンスしか与えなかった。その多才さは、チームにとっても利点となった」と賛辞を贈り、採点も「7」という高いものとなった。
なお、採点のみだったメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』、スポーツ専門放送局『EURO SPORT』がともに「6」、アーセナルのクラブ専門サイト『Pain in the Arsenal』が「6.5」、そして英国公共放送「BBC」での視聴者による採点は「7.55」だった。
構成●THE DIGEST編集部
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7シーズンぶりに大舞台に立った「ガンナーズ」は、本拠地エミレーツでの一戦で8分にブカヨ・サカがこぼれ球を角度のないところから詰めて先制すると、20分にフリーのレアンドロ・トロサールがゴール右隅にダイレクトシュートを放って加点、38分にはガブリエウ・ジェズスが強烈な一撃をゴール左隅に突き刺し、さらに70分にもマルティン・ウーデゴーが地を這うようなミドルを叩き込んでダメを押した。
この大勝劇において、冨安健洋はオレクサンドル・ジンチェンコに代わって58分からピッチに登場し、欧州挑戦7シーズン目にしてCLデビューを飾った。自身のSNSでは、「勝点3(勝利)でのCLデビュー」と喜びを表わしている。
30分強の左SBとしてのプレーにおいて、特筆すべきものはなかったものの、同時に無難に相手の攻撃陣に対応した感のある日本代表DFに対する現地メディアの評価を見ると、日刊紙『Evening Standard』は10点満点の採点で「6」を与え、寸評も「アーセナルが勝利に楽々と進んでいく中で、派手さはなかったものの、着実なプレーを見せた」と及第点の内容となった。
『Daily Mail』紙は、「58分に出場してから、あまり彼にやれることはなかった」と綴りながらも、採点はより高い「6.5」を付与。『THE Sun』紙の採点は「7」とさらなる高評価で、「ハイテンポを維持」と、好調なチームの中で彼が速いペースとエネルギッシュなプレーを見せたことを示している。
スポーツ専門サイトでは、『VAVEL』の英国版が「ジンチェンコに代わって左SBに入ったが、ボールを扱う際の安定感に欠けているように見えた」と厳しく評し、採点は「6」。対して、『sportskeeda』は「6.5」と高くなり、「ジンチェンコの代わりにプレーし、良いパフォーマンスを発揮した」と、寸評もポジティブなものだった。 サッカー専門サイト『90min』は、「守備の仕事を上手くこなしたが、それはアーセナルに打ち負かされ、疲れ切ったPSVの攻撃陣に対してだった」と、相手の状況によって幾分か差し引いて判断する必要があると指摘し、採点「6」の及第点評価。同じく「6」をつけた『football.london』は、以下のように背番号18のプレーを総括している。
「左SBのポジションでは、ジンチェンコよりも守備面で安定感をチームにもたらした。攻守が入れ替わったところで、あまり攻撃的な力をチームに提供しなかったのはジンチェンコ同様だったが、それでも頼りになる出場だった」
そして、ロンドンの総合メディア『London World』は、「ピッチに立ってから、チームの守備に安定感を加え、PSVに対してはごく限られた数のチャンスしか与えなかった。その多才さは、チームにとっても利点となった」と賛辞を贈り、採点も「7」という高いものとなった。
なお、採点のみだったメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』、スポーツ専門放送局『EURO SPORT』がともに「6」、アーセナルのクラブ専門サイト『Pain in the Arsenal』が「6.5」、そして英国公共放送「BBC」での視聴者による採点は「7.55」だった。
構成●THE DIGEST編集部
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