“差別疑惑“で渦中のネイマール、今度は“スペイン最高額”の税金未納が発覚

“差別疑惑“で渦中のネイマール、今度は“スペイン最高額”の税金未納が発覚

ネイマールは、バルサ時代にもスペイン検察から詐欺罪で禁錮2年と罰金1千万ユーロを求刑されたことがあった。(C)Getty Images

ネイマールのイメージ低下が止まらない。

 事の発端は、9月13日(現地時間)に行なわれたリーグアン第3節だ。マルセイユとの伝統の一戦に出場したパリ・サンジェルマンの背番号10は、終了間際の乱闘騒ぎの中で、相手DFアルバロ・ゴンサレスの頭部を殴打した。

 これについて、ネイマールはゴンサレスから「サル」呼ばわりされたことに激怒しての行為だったと弁明したが、逆にマルセイユ側から同性愛を侮辱する言葉を吐いたと反論を受けることに。さらに、酒井宏樹に対して「クソ中国人」と罵ったとの疑惑も浮上。29日には『Cadena SER』によって、その瞬間の動画まで公開されてしまった。

 しかし30日、リーグの懲戒委員会は、ネイマールとゴンサレスとの件について「説得力のある証拠が不十分」として、いずれにも処分を科さないことを決定。一方、酒井との件については、言及しなかった。
  最大20試合の出場停止が下される可能性もあっただけに、“無罪放免”の判定にはネイマールも胸を撫で下ろしたことだろうが、酒井への発言の証拠が示された以上、今後も少なくない批判を浴びることは必至だろう。

 多くの人々を敵に回し、大きくイメージを汚してしまったブラジル代表のエースだが、同じ日、さらに彼に追い打ちをかけるニュースがスペインからもたらされた。

『Correiro』によれば、スペイン財務省がウェブサイトなどで公開した、2019年12月末時点における同国の税金滞納者リストの中に、ネイマールの名前があったというのだ。

 約3460万ユーロ(約43億円)は、2位の実業家アガピト・ガルシア・サンチェス(約1600万ユーロ)を大きく引き離して、個人としては最高額……。ちなみにサッカー選手では、サラゴサやバルセロナでプレーした元アルゼンチン代表DFガブリエル・ミリートの名前も記載されている(金額は180万ユーロ)。

 ネイマールは2013年にサントスからバルセロナに加入。その際に、移籍金について不正があったとして、彼自身もスペイン検察から詐欺罪で禁錮2年と罰金1千万ユーロを求刑されたことがある。

 さらにパリSG移籍後には、バルセロナとボーナスの支払いをめぐって法廷で争うなど、金に関するスキャンダルやトラブルは少なくない。とはいっても、今回の「ブラックリスト入り」は、あまりにタイミングが悪いとしか言いようがない。

構成●THE DIGEST編集部

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