南野拓実は「精力的な動き」と地元メディアが一定の評価。 だがライバルは結果を残し…

南野拓実は「精力的な動き」と地元メディアが一定の評価。 だがライバルは結果を残し…

プレータイムはわずかだったが、南野は水準以上のプレーを見せた。(C)Getty Images

10月24日(現地時間)、プレミアリーグ第6節が行なわれ、リバプールはシェフィールド・ユナイテッドを2-1で下した。

 チャンピオンズ・リーグのアヤックス戦(1-0の勝利)から中2日で臨んだホームゲームで、王者は以前から予想されていた4-2-3-1のシステムを採用。ワントップにモハメド・サラーを置き、2列目にはサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、そしてディオゴ・ジョッタが名を連ねた。

 慣れないシステムもあってか、リバプールはインテンシティの高いシェフィールドに苦しみ、序盤でVARを経てのPKで先制点を献上したが、41分にマネのヘッド弾のこぼれ球をフィルミーノが詰めて同点。さらに64分にはマネのクロスをジョッタが頭で押し込んで決勝点を奪った。

 逆転で勝点3を手にした一戦、南野拓実は83分にフィルミーノと代わってピッチに立ち、持ち前の豊富な運動量を活かしてピッチを駆け回ったが、攻撃面で特筆すべきプレーは見られなかった。
  わずか7分のプレー時間ということで、評価なしという現地メディアは少なくなかったが、地元紙『Liverpool Echo』は、採点はつけなかったものの、「エネルギー溢れる“カメオ出演”で、相手チームに新たな問題を起こさせた」と好意的に評している。

 リバプールの専門メディア『THIS IS ANFIELD』は、やはり採点はなしで、寸評として「生き生きとして見えたが、ボールは数度と持つことがなかった」と綴った。英国のサッカーメディア『90min』は採点のみで、10点満点中の「6」(及第点)を与えている。

スポーツ専門チャンネル『ESPN』は「リアルなインパクトを与えるには、出場するのが遅すぎた」として採点なし。ただ、ユルゲン・クロップ監督に対する寸評で、南野の登用を「シェフィールドのプレッシャーを受ける中で、ホームチームの逃げ切りを助けた賢明な交代」と記述し、彼のプレーに効果があったことを窺わせた。

 一方、南野に先んじてリバプールでのリーグ初先発出場を果たし、決勝点もゲットしたジョッタについては、「前半は苦労したが、後半は大幅にプレーが改善され、チームを勝利に導くなど、素晴らしい飛躍を遂げた」と綴った『Liverpool Echo』に代表されるように、結果を残したことなどを評価しながら、前後半で評価が分かれるメディアもあった。

 また、今季のパフォーマンス低下が指摘されていたフィルミーノについては、『Liverpool Echo』が「パスと動きでリバプールに多くの攻撃オプションを与えた」と称賛すれば、日刊紙『Mirror』は「以前より改善されている」、『ESPN』は「ゴールレスがついに破られた。貢献度は多くの仲間より高かった」と、これまで試合との比較もあって、軒並み高かった。

 南野にとっては、ライバルとも目される2選手の活躍は、危機感を煽られたかもしれないが、同様にさらなるモチベーションの上昇にも繋がったことだろう。次戦は27日のCLミッティラン戦。背番号18がピッチ上で、その動きとボールプレーによって存在感を示せるかが注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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