アヤックス戦で出番なしの南野拓実、クラブOBのヘスキーが“欠点“と“改善案“を提唱

アヤックス戦で出番なしの南野拓実、クラブOBのヘスキーが“欠点“と“改善案“を提唱

CLアヤックス戦ではベンチ入りした南野だが、出番は回ってこなかった。(C)Getty Images

12月1日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第5節が行なわれ、リバプールはホームでのアヤックス戦を1-0で制し、グループDの首位通過を決めた。

 主力選手が次々に怪我に倒れ、ユルゲン・クロップ監督が頭を抱えるほど“野戦病院”化しているプレミアリーグ王者は、さらにこの試合の前にGKアリソンがハムストリングスを痛めて戦列を離れるなど、厳しい状況に追い込まれていた。

 試合では、途中からアヤックスに主導権を握られ、代役守護神ケビン・ケレハーは大忙しとなったが、58分に右SBネコ・ウィリアムズのクロスを相手GKがかぶったところを、MFカーティス・ジョーンズが左足アウトサイドでのダイレクトボレーで角度のない位置から流し込むという、19歳の若手2人によるゴールを守り切った。

 ニューヒーローの誕生に沸いた一戦、前回のアヤックス戦では後半途中出場から効果的な動きとプレーで高評価を得た南野拓実は、ベンチ入りは果たしたものの、最後までクロップ監督から声がかかることはなかった。

「序列は下がっていない」とクロップ監督が明言するも、厳しい環境に置かれていることは間違い南野だが、そんな彼に期待をかけているOBも存在する。元イングランド代表FWで、リバプールには2000年から4シーズン在籍したエミール・ヘスキーだ。
  南野のプレーについて「彼は深い位置まで下がってしまうクセがある。10番、もしくは9番の選手なのにだ。ボールを受けるために下がり、試合の流れを切ってしまう。しかし、問題は彼にだけあるわけではない。というのも、彼が良い位置にいても、ボールが渡らないんだ」と説明したヘスキーは、この状況を改善するキーマンの名を挙げた。

「チアゴ・アルカンタラだ。彼はバックパスや無難な横パスがほとんどなく、ライン間でプレーする味方を見つけ、鋭いパスを通してくれる。たとえ、彼自身が敵に囲まれていてもだ」

 今季、欧州王者バイエルンから加入し、パサーとしていきなり真価を発揮するも、現在は負傷で長期離脱を余儀なくされているスペイン代表MFが、効果的なプレーを見せられないでいる南野にとって、救世主となるだろうか。

 このヘスキーの声を伝えたリバプール専門メディアの『ROUSING THE KOP』も最後に、「昨年、リバプールと対戦した時、南野は非常に危険な存在だった。彼は、その頃のフォームを取り戻せるだろうし、その時間もあるが、そうなるための助けを必要としている」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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