グリーンウッド、サリバ、久保建英……メッシ後世代の天才フットボーラー図鑑〜2001年生まれ編

グリーンウッド、サリバ、久保建英……メッシ後世代の天才フットボーラー図鑑〜2001年生まれ編

細かいタッチでマーカーを揺さぶるグリーンウッド(左)と、ミレニアム世代トップクラスのCBサリバ(右)。(C)Getty Images

グリーンウッド、サカ、サリバ、マルチネッリ、E・ガルシアと、プレミアの“メガ”に所属する面々が、この年代の出世レースを牽引。ラ・リーガからはロドリゴをはじめ、久保やイ・ガンインが、セリエAやブンデスリーガからは、ジュワラやザークジーらが名を連ねた。

◆FWメイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U/イングランド代表)
 身長:181センチ 体重:70キロ
 一口メモ:PKはU−13の試合で失敗して以来、利き足とは逆の右足で蹴っているという。細かいタッチでマーカーを揺さぶる動き、四隅を射貫くシュートテクニックがファン・ペルシを彷彿。左利きながら右足の精度も高い。

◆FWロドリゴ(R・マドリー/ブラジル代表)
 身長:174センチ 体重:64キロ
 一口メモ:18歳で入団したマドリーで1年目に7ゴールを奪取。CLではハットトリックも。サントス時代に「小さなネイマール」と称された技巧派のアタッカー。スピードは凡庸だが、パスやシュートの精度は恐ろしく高い。

◆FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド代表)
 身長:178センチ 体重:70キロ
 一口メモ:ブレイクした昨シーズンは公式戦39試合に出場して4得点・11アシストを記録。抜擢された左SBで新境地を切り拓き、アルテタ率いる新生アーセナルの重要戦力に成長。高精度の左足と走力で大きな違いを作り出す。
 ◆DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランスUー20代表)
 身長:193センチ 体重:83キロ
 一口メモ:パリ郊外のボンディ出身で、パリSGのエムバペと同じ小学校に通っていた。大柄かつ強靭な体格の持ち主ながらコーディネーションに優れ、スピードもアジリティーもこの体格としては傑出したレベル。フィジカル的なクオリティーに関してはワールドクラスのクリバリ(ナポリ)を彷彿させる。
 ◆FWガブリエウ・マルチネッリ(アーセナル/ブラジルUー23代表)
 身長:180センチ 体重:75キロ
 一口メモ:9歳までフットサルチームに在籍。マンチェスター・Uの練習に参加した過去も。約60メートルを独走して決めた19−20シーズンの24節、チェルシー戦でのゴラッソで、その名を轟かせる。左からのカットインとスピードが持ち味だ。

◆DFエリック・ガルシア(マンチェスター・C/スペイン代表)
 身長:182センチ 体重:84キロ
 一口メモ:17年まで過ごしたバルサのカンテラ時代は、アンス・ファティや久保と同期。上背こそないものの状況判断と足下の技術に長けたCBで、ペップもその才能を高く評価。古巣バルセロナへの移籍が有力視されている。

◆MF久保建英(ビジャレアル/日本代表)
 身長:173センチ 体重:67キロ
 一口メモ:10歳でバルサに入団。13年の地中海カップU−12トーナメントで得点王とMVPに。試合を重ねるごとに凄みを増すドリブラー。視野が広く、周囲を活かすプレーも得意とするレフティーの課題はシュート精度の向上だ。

◆FWヨシュア・ザークジー(バイエルン/オランダUー21代表)
 身長:193センチ 体重:84キロ
 一口メモ:「オロボサ」と言うミドルネームを持っており、ナイジェリアにルーツがある。19年12月にバイエルンでプロデビューを飾ると、2戦連続で決勝点を叩き込み一躍救世主に。レバンドフスキの背中を追い研鑽を積む。
 ◆FWミロン・ボアドゥ(AZ /オランダ代表)
 身長:183センチ 体重:67キロ
 一口メモ:「AZ史上最高の逸材」と称され、代表デビュー戦で初ゴールを奪う勝負強さも。敵DFを置き去りにするスピードと正確なフィニッシュワークで得点を量産するCF。オランダ国内ではエムバペと比較されることも。

◆DFネコ・ウィリアムズ(リバプール/ウェールズ代表)
 身長:183センチ 体重:72キロ
 一口メモ:両サイドでプレーできる器用さも評価され、8月に25年までの長期契約を結んだ。9歳でリバプールのアカデミーに入団したSBの新鋭。2つ上の先輩、アレクサンダー=アーノルドに引けを取らない才能の持ち主だ。
 ◆MFビリー・ギルモア(チェルシー/スコットランドUー21代表)
 身長:170センチ 体重:66キロ
 一口メモ:レンジャーズ時代から「神童」と謳われ、熾烈な争奪戦の末に16歳でチェルシーへ。技巧が武器の攻撃的MF。チェルシー・ファンはファーストネームと憧れのイニエスタを掛け合わせた「ビリニスタ」の愛称を付ける。

◆FWムサ・ジュワラ(ボアビスタ/ガンビア代表)
 身長:172センチ 体重:63キロ
 一口メモ:19−20シーズンのボローニャU−19では、18試合に出場して13得点・6アシスト。サイドを駆け上がる“スピードモンスター”。昨シーズンのインテル戦でゴールを決め、その名を知らしめた。20年10月にボローニャからボアビスタにレンタル移籍。

◆FWダニエル・マルディーニ(ミラン/イタリアUー20代表)
 身長:186センチ 体重:66キロ
 一口メモ:元モデルの母親はベネズエラ人だが、代表チームはもちろんイタリアを選んだ。祖父と父親がミランの元主将というスーパーサラブレッドだ。9歳からロッソネーロに所属し、20−21シーズンはトップチームに定着。

◆MFイ・ガンイン(バレンシア/韓国代表)
 身長:173センチ 体重:68キロ
 一口メモ:スペイン移住は久保と同じく10歳。16歳でマドリーからのオファーを拒否する。高度な技術は突破より中盤でのボールキープに活かされ、得意の左足から長短の正確なパスを繰り出す。負けん気の強さも長所の一つ。
 ◆DFラヤン・アイツ・ヌーリ(ウォルバーハンプトン/フランスUー21代表)
 身長:179センチ 体重:70キロ
 一口メモ:16歳でプロ契約。推定市場価格は、この1年で40倍に跳ね上がっている。テクニカルなドリブルとスピードでサイドを駆け上がる左SBだ。20年10月にウォルバーハンプトンにレンタル移籍した。

◆DFブノワ・バディアシル(モナコ/フランスUー21代表)
 身長:194センチ 体重:77キロ
 一口メモ:3年目のモナコでレギュラーポジションを獲得。今シーズンの1、2節にゴールを決めた。18−19シーズンにアンリ元監督に見出され、大器の片鱗を見せたCBが、ついに才能を開化。相手を圧倒的なフィジカルでねじ伏せる。

構成・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年10月15日号より転載

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