本田圭佑、左足負傷で痛恨の長期離脱…降格圏に沈むチームはコリンチャンスとの年内最終戦へ

本田圭佑、左足負傷で痛恨の長期離脱…降格圏に沈むチームはコリンチャンスとの年内最終戦へ

本田は65分に左大腿部に痛みを覚えて自ら交代を申し出た。(C)Getty Images

ブラジル1部のボタフォゴは12月19日(現地時間)、全国選手権(セリエA)第26節でコリチーバと対戦し、2-1で実に11試合ぶり(公式戦では13試合ぶり)となる勝利を飾ったが、この試合で先発出場した本田圭佑は、後半途中に負傷交代を余儀なくされている。

 地元紙『LANCE!』に「プレースキッカーとして最も危険なボールを左足で配球した」と評価された本田は、攻撃に絡み、自らシュートを放つなど積極性を見せたものの、65分、左大腿部に痛みを覚えて自ら交代を申し出、ピッチを後にした。

 なお、この後ボタフォゴは75分に、本田に代わって登場したシセロのクロスからペドロ・ラウールが同点ゴールを挙げ、さらに彼が85分にPKを決めて、敵地で貴重な逆転勝利を挙げたのだった。
  本田については、最初の検査で怪我の状態ははっきりしなかったものの、21日の精密検査によって左大腿部の前部筋肉に重要な問題が見つかったということで、全治までには3〜4週間を要することになるだろうと、『LANCE!』や総合メディア『globo.com』などが報じている。

 久々の勝点3奪取により、順位を2つ上げたボタフォゴ(20チーム中の18位)。降格圏内(17〜20位)からの脱出を目指す中で、攻撃のリーダーを4〜5試合(あるいはそれ以上)で欠くこととなったが、エドゥアルド・バロッカ監督はブルーノ・ナザリオ、エベル・ベッサ、セシーニャらによって、背番号4の不在をカバーすると見られる。

 ボタフォゴは27日にコリンチャンスとの年内最終戦を控えているが、ひと足先に2020年の戦いを終えた本田。1月までオランダのフィテッセに所属していた彼は、「日本のスーパースター」として多大な期待を受けて加入したボタフォゴで、公式戦24試合2得点という記録を残して年を越すこととなった。

 チーム強化やクラブの運営にSNSを通して積極的に提言を行ない、ラモン・ディアス監督解任時には退団を匂わせたが、その後はチームの一員として問題解決に取り組むことを宣言。来年6月まで契約を延長した一方で、今冬のポルティモネンセ(ポルトガル)からの興味が報じられるなど、その去就は年明け後も注目を集めそうだ。

 21日には、アスリートの社会貢献活動を称える「HEROs AWARD 2020」授賞式で「HEREsオブザイヤー」を受賞し、ビデオメッセージで来年開催予定の東京五輪への出場に意欲を示した本田。“勝負”の1年を前にした今回の戦線離脱は、今後の彼のキャリアにどのような影響を及ぼすことになるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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