カタールW杯でポルトガルの初優勝はあるか。最高レベルのテクニックの選手たちが慎重に戦って安定感

激闘来たる! カタールW杯特集

注目チーム紹介/ナショナルチームの伝統と革新 
第12回:ポルトガル

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充実した陣容で初優勝を狙う

 ネーションズリーグのグループリーグ最終戦、スペイン対ポルトガルは見どころの多いゲームだった。どちらもパスワークが洗練されていて、ハイプレスでは互いに奪えない。そうなると、一方がボールを持てば、もう一方は撤退して守る。全体的にはスペインが優勢だったが、ポルトガルが攻め込む時間帯もそれなりにあった。


カタールW杯で初優勝を狙うポルトガル代表

 どちらもハイプレスが効かないという点で、現在最もレベルの高い試合だったと言えるかもしれない。

 ポルトガルは伝統的に技術が高い。旧植民地のブラジルから多くの選手が流れ込んでいるだけでなく、やはり旧植民地のモザンビーク出身者も多かった。伝説的な名手エウゼビオやマリオ・コルナもモザンビーク出身である。ボール扱いと体の動きが柔らかく、欧州というより南米に近いのだ。

 カタールW杯のポルトガルはメンバーが充実している。生きる伝説化しているクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)がいて、ベルナルド・シウバ、ブルーノ・フェルナンデスはマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドのプレーメーカーだ。万能サイドバックのジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)のほか、ビッグクラブのレギュラーとして活躍中の選手が揃う。

 ダニーロ・ペレイラ、ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン)、ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)、ラファエル・レオン(ミラン)、ジョアン・マリオ(ベンフィカ)など、名前の通ったスター選手で占められている。

 予選はプレーオフからの勝ち上がりだったが、メンバーと実力からすれば初優勝のチャンスもあるかもしれない。

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