ビッグセーブ連発のなぜ。アトレティコのオブラクが世界最高GKの理由

サッカースターの技術・戦術解剖
第7回 ヤン・オブラク

<記録ずくめのセーブ王>

 アリソン(リバプール)、エデルソン(マンチェスター・シティ)、ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン)、ティボー・クルトワ(レアル・マドリード)、マヌエル・ノイアー(バイエルン)、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)など、現在のトップレベルのチームではすばらしいGKたちがプレーしているが、安定感ということではヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード)が第一かもしれない。


シュートを止めまくるアトレティコ・マドリードのGKオブラク。その活躍はチーム戦術の相性と大きな関係がある

 とにかく失点が少ない。チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16、リバプールとの第2戦では9つのセーブを記録し、3−2(延長)の勝利に貢献。2試合合計4−2で、昨季のチャンピオンを下してベスト8進出の立役者となった。オブラクなしでは勝ち抜けなかったはずだ。

 昨季はアトレティコでのクリーンシート(無失点)100試合を達成。わずか178試合での快挙だった。今シーズンは昨年12月に、リーガ・エスパニョーラの通算で96試合目のクリーンシートでクラブ記録を更新している。2015−16シーズンには平均失点率0.47というリーグタイ記録を出し、「サモラ賞」(リーグの平均最少失点GKに贈られる)に輝いたが、以降4シーズン連続で受賞している。

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