照ノ富士「何事にもぶれない精神で」横綱伝達式会見 一問一答

照ノ富士「何事にもぶれない精神で」横綱伝達式会見 一問一答

横綱昇進伝達式で口上を述べる新横綱・照ノ富士(右から2人目)。同3人目は伊勢ケ浜親方、右端は親方夫人の淳子さん=東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で2021年7月21日(代表撮影)

 日本相撲協会は21日午前、東京都内で理事会と秋場所(9月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、横綱審議委員会から推薦された照ノ富士(29)=本名・ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の第73代横綱昇進を決めた。協会の使者を迎えた横綱昇進伝達式で、照ノ富士は「謹んでお受けいたします。不動心を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努めます」と口上を述べた。伝達式後に行われた照ノ富士の記者会見の一問一答は次の通り。

 ――伝達式を終えた心境は。

 ◆ほっとしています。

 ――口上の「不動心を心がけ」にはどんな思いを込めたか。

 ◆いろいろなことがありましたが、何事にもぶれない精神を持って、これからも頑張っていきたいという思い。

 ――その後の「横綱の品格、力量の向上に努めます」には。

 ◆横綱という地位は、協会の看板を背負って立っている地位。親方とおかみさんと相談して、どういう生き方をすべきか、と考えて入れた。

 ――伝達式のできばえは。

 ◆よかったと思う。自分の中では満点だと思う。

 ――けがや病気で苦しんでいた時、今の姿は想像したか。

 ◆一番上の地位を目指すことは、入門当初も(番付が)落ちた時も思っていたこと。やるなら徹底的にやると、心の奥で考えていた。

 ――何が結果に結びついたと思うか。

 ◆一番は周りの環境や支えがあったから。

 ――横綱とはどういうものだと思うか。

 ◆今まで通りでは絶対にだめ。みんなの見本になるような横綱でいたい。

 ――苦しい時、師匠の存在は大きかったか。

 ◆一番の支えになった。

 ――故郷モンゴルの家族は。

 ◆みんな「よく頑張ってくれた」と言ってくれた。

 ――高校時代を過ごした鳥取への思いは。

 ◆相撲というものを分からないまま(日本に)来て、四股の踏み方から教えていただいた。そのおかげで、やっとここまで来た。

 ――横綱になって、改めて抱く覚悟は。

 ◆常に親方から指導されているのは「一日の必死さ」。一日の、その相撲に取り組む姿勢。これからももっと磨いて、もっともっと強くなっていきたい。

 ――新横綱場所への楽しみは。

 ◆常に言っている通り、その日の一番に全力を懸けて頑張りたい。

 ――これからの角界を引っ張る思いは。

 ◆これからも変わらず、その日のできることを精いっぱいやって、横綱という地位がどういう地位か理解して、みんなの見本になるような横綱でいたい。

 ――これで一息つけそうか。

 ◆一息つくと、たるんでしまう。毎日毎日、頑張っていきたい。まだ自分の中で足りない部分もたくさんある。

 ――横綱の品格とは。

 ◆生き方で証明したいと思う。

 ――横綱で目指す目標や記録は。

 ◆記録とかはない。その日の一番に全てを懸けて頑張っていきたい。

 ――今までの横綱から学びたいことは。

 ◆人のまねをするのではなく、自分がどういう人か、横綱という地位がどういう地位か、親方に教わって、これからも精進していきたい。

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